地方都市では、前回*1に経験談を書いたより小さい図書館だと、全くホームレスが見当たらないこともある。 そのようなただでさえホームレスがいない図書館の、大人が滅多に入りこまない*2児童書の棚を見ると、多くの書籍が傷つけらている。鉛筆やボールペンで落書きされていることは少なくなく*3、頁が切り取られていることも日常茶飯事だ*4。人気のありそうな古い児童書では、飲食物らしき染みはあって当たり前とすら感じる。 児童書を読むことも多いので*5、実際に損壊された書籍は何度も見かける。ホームレスの悪臭が染みついて読めなくなった本など少なくとも地方では見当たらず、子供や主婦*6による損壊こそ利用者からすれば現実の脅威だ。 そう思っていたら、来館目的に図書館の立場からの意見があった。 参考になったものの、ホームレスではない利用者の立場から見て疑問をおぼえる部分がある。 図書館はあなたの家ではありません -