DNA型レゴブロックの発案者の立教大理学部共通教育推進室の職員工藤光子さん(右)と組み立てた大学生の安西央さん=東京都豊島区の立教大DNA型LEGOブロックを紹介する動画の一場面(youtubeから転載) 【杉本崇】組み立て玩具「レゴブロック」でDNAを忠実に再現できる模型キットを、立教大の職員と学生が作った。大学や高校の教材に使えるよう市販化を目指している。レゴ社は1万人の推薦があれば市販化を検討する。同大職員らは工夫を凝らした紹介ビデオを動画サイト「ユーチューブ」に投稿し、推薦を募っている。 科学的な正しさにこだわった。6種類のブロックを使って、DNAを構成する糖、リン酸、4種の塩基を表現。右巻きの2重らせん構造のねじれ方や高さなど全体のバランスは実際のDNAと同じ比率という。 立教大理学部共通教育推進室の職員工藤光子さん(41)は2年前、レゴ社が理科教育に力を入れていると聞き、