小沢一郎衆院議員らが昨年末、「日本未来の党(未来)」を改称する形で立ち上げた「生活の党(生活)」(森裕子代表)の行く末が注目されている。安倍晋三政権が「デフレ脱却」「経済再生」を掲げてまい進するなか、野党陣営は今年夏の参院選で連携し、自民、公明与党の過半数(122)確保を阻止できるかがポイントだが、生活は孤立気味だというのだ。こうしたなか、小沢氏周辺によるイメチェン作戦も始まった。 「(野党が)乱立していては戦えない。生活として(参院選の個別選挙区には)候補者を出さないことも含め、何らかの連携があるのではないか」 12・16衆院選で神奈川3区から未来公認で出馬し、落選した岡本英子前衆院議員は、夕刊フジの取材にこう語った。 小沢氏も元日、東京・深沢の私邸で開いた新年会で、「日本維新の会(維新)の橋下徹代表代行も、みんなの党の渡辺喜美代表も分かっていなかったが、衆院選の結果を見て分かった