インスタで見る友達の動画はラーメンの動画でも良いが、TikTokではラーメンの動画ではダメ。これはSNSの大原則を示している。抽象化すると、友人や知り合いと繋がっているソーシャルメディアではコンテンツ性は高くなくても平気だが、TikTokのような知らない人の投稿を見ることが多いソーシャルメディアでは、コンテンツ性が高い動画じゃないと成立しない。当たり前だが、知っている人の投稿なら、投稿の中身はなんでもいい。その人が投稿している情報というだけで価値がある。知らない人の投稿は、価値がないと見る気にならないし、見ても時間の無駄と感じてしまう。 TikTokが普及した背景を考えるために、ここでいったん女性向け動画メディアのC CHANNELがピボットした話をしよう。 lineblog.me CEOの森川亮さんは2016年に以下のように言っている。 C CHANNELを始めて早くも1年と2ヶ月が経と