鉄道・運輸機構国鉄清算事業西日本支社は29日、大阪府吹田市芝田町の吹田貨物ターミナル駅(仮称)の建設工事現場わきに置いていた、レールと枕木をつなぐ鉄製の板とボルト計約1.7トン(約100万円相当)が紛失したと発表した。付近の事務所からトラックや工具類などもなくなっており、大阪府警は窃盗などの容疑で捜査を始めた。 同支社と吹田署によると、工事現場にあった木箱7個のうち3個の上ぶたが開いているのを社員が28日朝に発見。ボルトなどが入った複数の麻袋がなくなっていた。現場近くの事務所2棟も玄関の鍵がこじ開けられ、電気工具やポットが盗まれたほか、トラックも盗まれていたという。