中国の特別行政区マカオで、高さ338メートルの塔「マカオタワー」でバンジージャンプをした56歳の日本人男性が、直後に死亡した。英スカイニュースなどが5日、報じた。 マカオタワーは展望所やレストランなどがある施設で、バンジージャンプはアトラクションのひとつ。公式ホームページによると、飛び降り台は高さ233メートルの地点にあり、営業用として「世界で最も高い」という。当局によると、男性はジャンプを終えた3日午後4時半ごろ、息切れを訴え、意識を失った。外傷はなく、救急隊の到着時には心停止の状況で、搬送先で死亡が確認された。 施設の運営会社の責任者は、スタッフへの訓練や定期的な器具の点検・手入れを通じて、利用者の「最高レベルの安全性」確保に取り組んできた、とする。また、利用者は高血圧などの持病の事前申告も求められるという。この会社はスカイニュースの取材に「亡くなられたかたのご家族に深く哀悼の意を表す