NTTドコモが、月額料金が2980円(税別、以下同)で月間データ通信容量が20GBの新プラン「ahamo」を発表して以降、通信業界では携帯電話料金の“値下げ合戦”が加速している。ソフトバンクが12月22日に発表した新プランは、月額料金・月間データ容量ともにahamoと全く同じ。オンライン限定で契約やサポートを受け付ける点も一緒だった。 ドコモの動きに追随していることは明白で、ソフトバンクの榛葉淳副社長は同日開いた発表会で「私たちの業界は競争が激しい。最終的な意思決定の際には競合の動向を意識している」と包み隠さず話した。 新プランの名称は未定。「ソフトバンク」「Y!mobile」に次ぐMNOサービスの新ブランドから2021年3月に提供する予定だが、ブランド名の発表はまだ先になるという。発表会で明かされたのは、新ブランドのコンセプトが「SoftBank on LINE」(ソフトバンクオンライン