世界的に大きな注目を集めた光学・電子機器メーカー、オリンパスによる巨額損失隠し事件の映画化計画が英国で進んでいる。昨年、内部で問題を指摘して社長を解任され、事件発覚のきっかけを作った英国人のマイケル・ウッドフォード氏(52)が、ロイター通信に明かした。ウッドフォード氏は他の複数の米メディアとのインタビューにも応じ、「事件後も日本企業は何一つ変わっていない」などと語り、再び日本企業への攻撃を繰り広げている。(SANKEI EXPRESS) 「オリンパスの事件は驚くべきストーリーで、ウッドフォード氏は魅力的な人物だ」 英国の映画・テレビ番組制作会社「インク・ファクトリー」の担当者はロイター通信にこう語り、映画化への強い意欲を示した。 ウッドフォード氏も「他の制作会社からもオファーがあり、未契約だが、恐らく彼らに任せると思う。彼らのやり方が気に入っているんだ」と述べ、契約が間近であることを明かし