学生フリー編集者、就活で「働く」を見失い、「俺を見てくれ」と叫ぶ! 就活という規格におさまらない学生たちの革命前夜 「ぅゎぁ・・・」 思わず、小声で呻いてしまった。 先日、とある大手企業の採用筆記試験に臨んだところ、こんな問題が出たのだ。ぼくは微塵もわからなくて、なぜか怒りがこみあげてきた。分からない自分への憤りもあるが、「こんな問題、出すのかよ」という逆ギレで頭がいっぱいになったのだ。 他の問題も似たようなものだったので、とりあえずその場は途中退室させてもらった。 「社会、なめてるのかなあ、俺」 割りきって途中退室したつもりが、結局胸の中はぐるぐるし続けていた。 とりあえず電車に乗る前にジャネット・イエレンはググって、なるほど、10秒で把握。 なぜ知識を問うのだろう。そんなの、webを使えばわかることだ。仕事で必要なことなら調べます、覚えます。でも就活で大事なのは、ぼくが何者で、そのイン