
「甲子園で『広陵』の名前と監督の姿を見るたび、やり場のない怒りと当時の辛い記憶が蘇ります。今回、野球部の生徒が暴力の被害に遭っていたことを知り、『あの時から何も変わっていないんだ』と失望せざるを得ませんでした。広陵野球部の部内暴力は、今に始まった話ではありません。10年前にも、僕が身をもって体験しています。この“悪しき伝統”を放置してきたのは、ほかでもない監督だと思っています」 意を決してそう打ち明けるのは、かつて同校野球部に在籍していたAさんだ。 A氏 出場辞退に追い込まれた強豪校 目下、熱戦が続く夏の甲子園。広島県代表の広陵高校が、部内の暴力事案発覚を機に出場を辞退したのは周知の通りである。高校野球担当記者が経緯を振り返る。 「発端は、大会直前に投稿されたSNS上での告発。被害者の保護者のものとされるSNSで、今年1月下旬、当時1年生だった部員のBくんが、野球部寮内で禁止されているカッ
今年の1月からジムに通って筋トレを始めた。 子供の頃から、足は遅い、リズム感はない、身体は硬いという典型的な運動音痴で、体育は嫌な思い出しかない。 中高ももちろん文化部、大学も社会人も運動経験ゼロだ。 ただ運動神経はくっそ悪いが体力にそこそこ自信はあったので、風邪は4〜5年に1度くらいしかかからず、仕事で徹夜して仕込んでも、ハードに遊んで翌日仕事とかも結構平気だった。 それが去年くらいからガクガクっと崩れた。 調理講師をやってるので、終わったら片付けするのだが、一息ついて椅子に座ると1時間くらいぼーっとしてしまう。 買い出しした後も、疲れて横になりたいと思うようになってしまった。 決め手は、昨年末に風邪とインフルとコロナを3連発で罹ったこと。これは完全にダメだなと。 その後の年末の健康診断では、数値は中性脂肪は悪かったがそれ以外は大丈夫だったので、状況を相談してみた。 先生からは『年齢的な
猛暑の中、ガザ地区ハンユニスの仮設テントキャンプでトラックから水を汲むために集まった避難民たち/Abdel Kareem Hana/AP (CNN) イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザの戦争で住む場所を失った住民の受け入れについて、アフリカなどの複数カ国と協議を進めていることを明らかにした。 イスラエル高官がCNNに語ったところによると、協議を行っているのはアフリカの南スーダン、ソマリランド、エチオピア、リビアとインドネシア。ガザの住民200万人の一部を受け入れることと引き換えに、各国は「多額の金銭的・国際的補償」を求めているという。 南スーダンは13日の声明で、パレスチナ人の再定住について協議しているというAP通信の報道を否定し、「事実無根であり、公式な立場を反映していない」とした。ソマリランドも先に、そうした協議は行っていないと述べていた。 インドネシアは先
【「便器なめろ」の暴言も】広陵「暴力問題」で被害生徒の父が初告白「求めるのは中井監督と堀校長の謝罪、再発防止策」 監督の「対外試合がなくなってもいいんか?」発言を否定しない学校側報告書の存在も 広陵は「そうしたやりとりはなかった」と回答 夏の甲子園大会に出場していた広陵高校(広島)が出場辞退を発表した。部員の暴力問題をめぐりSNS上で批判が相次いでいたが、問題は出場辞退では収束しなさそうだ。部内で暴力の被害を受けて現在は転校した元部員の父親が、メディアの取材に初めて口を開いた。ノンフィクションライター・柳川悠二氏がレポートする。 * * * 雨天によって1回戦2試合、2回戦2試合が中止となった8月10日、春3度の甲子園制覇を誇る広島県の名門私立・広陵高校の堀正和校長は甲子園球場を訪れて日本高等学校野球連盟に出場辞退を申し入れ、13時から開いた会見でこう謝罪した。 「本校硬式野球部をめぐって
夏の甲子園大会に出場していた広陵高校(広島)が出場辞退を発表した。部員の暴力問題をめぐりSNS上で批判が相次いでいたが、問題は出場辞退では収束しなさそうだ。部内で暴力の被害を受けて現在は転校した元部員の父親が、メディアの取材に初めて口を開いた。ノンフィクションライター・柳川悠二氏がレポートする。 【問題の報告書写真2枚】広陵高校側がA君の両親に渡した報告書 * * * 雨天によって1回戦2試合、2回戦2試合が中止となった8月10日、春3度の甲子園制覇を誇る広島県の名門私立・広陵高校の堀正和校長は甲子園球場を訪れて日本高等学校野球連盟に出場辞退を申し入れ、13時から開いた会見でこう謝罪した。 「本校硬式野球部をめぐっては、過去に日本高等学校野球連盟に報告をした部員間の暴力に伴う不適切な行為だけではなく、監督やコーチから暴力や暴言を受けたとする複数の情報がSNSなどで取り上げられています。こう
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【8月15日 AFP】アラブ諸国は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が「大イスラエル」構想への支持を表明したとみられる発言を激しく非難し、中東情勢が緊迫する中でのこの発言を自国の主権に対する脅威と呼んだ。 大イスラエルとは、ソロモン王時代のイスラエル王国の領土に関する旧約聖書の解釈を指し、現在のパレスチナ自治区ガザ地区とヨルダン川西岸だけでなく、現在のヨルダン、レバノン、シリアの一部も含まれる。 イスラエルの超国家主義者(ウルトラナショナリスト)たちは、これらの地域の占領を求めている。 12日にイスラエルのテレビ局「i24ニュース」のインタビュアー、シャロン・ガル氏から大イスラエル構想に賛同するかと問われると、ネタニヤフ氏は、「もちろん」「私
8月11日、ケネディ米厚生長官がワクチンに含まれるアルミニウム成分が子どもの健康リスクを高めないことを示したデンマークの大規模研究を撤回するよう論文を掲載した米内科学会誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディシン」に求めていた問題で、同誌が要請を拒否したことが分かった。米首都ワシントンで7月29日撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst) [11日 ロイター] - ケネディ米厚生長官がワクチンに含まれるアルミニウム成分が子どもの健康リスクを高めないことを示したデンマークの大規模研究を撤回するよう論文を掲載した米内科学会誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディシン」に求めていた問題で、同誌が要請を拒否したことが分かった。同誌編集者クリスティ・レイン氏がロイターに明らかにした。 研究はデンマーク政府が資金を提供し、7月に同誌に掲載された。20年以上にわたり120万人以上の子ども
“毎年お盆に…”石破首相が千葉・勝浦市に足を運び続ける理由 海自イージス艦と衝突の漁船遺族のもとへ 防衛相在任中に事故発生 石破首相は、12日、千葉県勝浦市を訪れた。2008年2月に発生した海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船の衝突事故以来続けている訪問で、今回も事故で命を落とした漁師の親子の遺族と面会した。 事故は、2008年2月19日の未明に起きた。神奈川県の横須賀基地に向かっていたイージス艦「あたご」と、東京都の三宅島近くにある漁場へ向かっていた漁船「清徳丸」が、千葉県の房総半島沖で衝突。漁船は沈没し、乗組員の吉清治夫さん(当時58)と哲大さん(当時23)親子は行方不明となり、その後死亡認定された。 自衛隊を指揮する防衛相は当時、石破氏。事故の2日後には漁船の母港である勝浦を訪れ、乗組員の家族や関係者に謝罪している。 事故から17年、関係者によると、石破首相は毎年お盆の時期に勝浦市
大阪・関西万博の会場内のオフィシャルストアで、商品の扇子など9点を万引きしたとして、東京都に住む大学生の男ら2人が13日、逮捕されました。 2人は、同じく会場内の万引き事件で逮捕された大学生3人と「鉄道ファン」仲間で、一緒に都内から新幹線などに「無賃乗車」で来ていたとみられ、「撮り鉄仲間では無賃乗車は当たり前」などと話しているということです。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも東京都に住む大学生の荒牧賢人容疑者(21)と名取利恭容疑者(21)の2人です。 警察によりますと、2人は今年6月、大阪・関西万博の会場内のオフィシャルストアで、商品の扇子など9点(計約7万4000円相当)を盗んだ疑いがもたれています。 2人は警察の調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
部員による暴力事案の影響で全国高校野球選手権大会を辞退することになった広陵(広島)。大会本部が「出場判断に変更はない」として1回戦を戦ったが、交流サイト(SNS)での中傷が収まることはなく、2回戦進出後の出場辞退という異例の事態となった。10日に兵庫県西宮市内で取材に応じた広陵の堀正和校長は「苦渋の決断だった」と険しい表情を見せた。 「本校はいかなる暴力も認めないことを掲げてきたが、今回の事態を招いたことは誠に遺憾で、じくじたる思い。今後、二度とこうした事案が起きないよう全力を注いでいきたい」。堀校長は沈痛な面持ちで語った。 堀校長によると、9日に運営する学校法人の理事会を臨時に開催し、辞退することを決定した。9日夜に決定を伝えられた選手たちは「失意のどん底」だったという。選手たちは…
1985年8月12日、日本航空のジャンボ機123便が群馬県上野村の御巣鷹の尾根に墜落し、520人が犠牲となった。機体後部の圧力隔壁の修理ミスが、単独機の死者数としては今も世界最悪である事故につながっ…
硬式野球部で暴力事案があった広陵(広島)は7日、甲子園で行われている全国高校野球選手権大会で旭川志峯(北北海道)との初戦に3-1で勝利した。試合後、中井哲之監督は「皆さんにご心配はかけたが、夢の甲子園の舞台に立てて、子供たちが全力でプレーできたことに感謝しかない」と話した。 同校が6日に公表した文書によると、今年1月に2年生部員(当時)4人が1年生(同)の寮の部屋を訪れ、頰をたたくなどの暴行に及んだ。4人はすでに被害生徒に謝罪、被害生徒は3月末に転校した。 SNS上では同校を批判する投稿も多いが、中井監督によると、選手らはスマートフォンを広島に置いてきており、監督からも「今回の騒ぎの状況は伝えていない」という。 同校は3年連続の夏の甲子園出場だが、いつもとは違ったかと問われた中井監督は「それはありますよ」とし、「学校が発表した通りなので。粛々と全力を尽くすだけ」と話した。
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