1930年代、スペインで(というよりヨーロッパで)ファシストの勢力が強くなって来た頃、Dolores Ibarruri(女性政治家)が左翼代表として頭角をあらわしています。当時スペインは左翼系の共和国でしたが、フランコ将軍は政府の政策に反対し1936年スペイン領モロッコで反乱を起こしました。共和国軍は世界から義勇軍を受け入れフランコに対抗しましたが、ドイツがフランコを支援したこともあり、1937年3月共和国政府は崩壊しました。”No pasaran (ファシストは絶対認めない、許さない、通さない等の意、演説を聞かなければ適訳は不明、英語ならThe fascists shall not pass)この言葉は内戦最中の36年7月に彼女が行ったラジオ演説の締めくくりの言葉だそうです。なおスペイン語の解釈はmamboさんの回答通りです。 スペイン内戦は映画『誰がために鐘は鳴る』(ヘミングウエイ原作