デイリーポータルZは今日で18周年。 思えば18年、イベントやったり、サイトがなくなりそうになったり、海外進出したり、記事が朝ドラのモデルになったり、ライターがアメリカ人であることが発覚したり……ほんとにいろんなことがありました。 そんな18年の歩みを一気に振り返る、年表を作りました。永久保存版です!
α7IIIは多くの人が愛用している名機。α7IIより基本性能がかなりよくなっている。 しかし肝心の値段が新品で22万円、中古でも18万円程度するので、どう「実質理論」を振りかざしても高価すぎる。 謎の価格変動 さて、そんな僕には高価過ぎるα7IIIなのだが、ちょっとこちらのグラフを見ていただきたい。Amazonにおけるα7IIIの価格変動グラフである。 青紫の線が新品の値段だ。ご覧の通り普段は20〜22万円程度なのだが、たまにぼこっと下がって16万5千円になっていることがあるのにお気づきだろうか。僕は気づきました。 たまにマーケットプレイス出品で、カメラが普段より5万円近く安くなっていることがあるのだ。 16万5千円でも十分に高い。しかし相対的に見るとだいぶ安くなっている。気づくと僕はこの価格変動の虜になっていた。自然とブックマークにAmazonのα7IIIのページを入れているのであった。
1.5キロの大盛りチャーハン お店ではたまに半チャーハンなどが置いてあるが、なに甘いことを言っているのだと思う。大盛りのチャーハンを食べたい、いや無限に食べたい。 そんなことを思って探していたら東急田園都市線の高津駅に願いをかなえてくれるチャーハンがあった。 野球選手で高津っていたな。 歩いて10分ほどで大通り沿いにそのお店はある。「長崎ちゃんぽん」という名前だ。 ストレートなお店の名前である。わかりやすい。 その名の通り、長崎ちゃんぽんをメインに皿うどんや丼ぶりや定食を提供しているお店である。近所に住む常連さんや働き盛りの人で人気のお店だ。 メニューを見ると、ちゃんぽんや皿うどんの名物が並ぶ中、違和感がある食べ物が。 テイクアウト以外でひとつだけ1000円を超えるメニューがある。 ほとんどのメニューが1000円以下なのに、チャーハン大盛だけが1200円。キャビアとかトリュフが乗っていたら
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:今しか見られない東京を見に行く~地元の人頼りの旅in東京都~ > 個人サイト むかない安藤 Twitter いまやスマホのカメラが進化して、綺麗な写真が親指ひとつで撮影できるようになった。以前だったら重たい一眼レフを三脚にセットして息を止めて撮っていたような写真が、スマホひとつで誰でもすいすい撮れる。 つまり簡単にきれいな写真を撮りたいのならスマホが正解なのだ。 なのになぜ僕たちは、こうもお金をかけて機材を買いそろえているのか。その疑問について考える前に、ちょっと僕が最近買ったカメラレンズを紹介させてください。 レンズの明るさについて カメラのレンズの話をしよう。 カメラのレンズにはf値という数字がある。レンズの端に1:2.8とか書かれて
記事のコンテスト、デイリーポータルZ新人賞2020の優秀作品を掲載しています。 受賞作品一覧はこちらから↓↓↓ 前の記事:散歩して良いなと思ったものをぬいぐるみにしたい > 個人サイト デイリーポータルZ新人賞2020 結果発表 ベーコンと私 遡ること8年前、私はユタの大地の上でぷるぷると震えていた。遠く離れた土地に語学研修のホームステイ参加者として投入された私は、飛び交う英語と大きな家、カラフルな食べ物、そして所々に掲げてある異様に大きなUSAの旗に委縮していた。この土地で無事生き延びることができるだろうか?そんな不安を抱えながら迎えた初日の朝、キッチンに並んだ食事を今でも鮮明に覚えている。オレンジジュースにスクランブルエッグ、ベーコンにトーストといういかにもアメリカ的な朝食は、まるで海外ドラマの朝食のようで胸がときめいた。 この中でも、私の心に深く刻まれているのは卵に添えられていたベー
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:イモムシハンドブックだけじゃない!92種のハンドブック > 個人サイト webやぎの目 そこはカンザスシティ郊外 撮影場所はアメリカ中西部、ミズーリ州カンザスシティ郊外だという。 ずっと行ってみたかったので、今回、アメリカ西海岸で開催されたメイカーフェアの帰りに寄ってみた。 カンザスシティに向かう飛行機から地上絵のような街が見えた 大阪に行ったついでに京都ぐらいのつもりだったが、飛行機で3時間半もかかった。大阪に行ったついでに香港に行ってしまったようなものである。 飛行機が遅れてカンザスシティについたのは夜だった カンザスシティではAirbnbで予約した家に入ろうとしたら警
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:茶碗むしアラモード(デジタルリマスター版)
北海道在住の大学生。演劇サークルに所属していますが、やったことがあるのは音響担当・舞台装置担当・当日宣伝担当で、一度も演技をしたことがありません。好物はパステルのなめらかプリン。 前の記事:外国人観光客に訊いた!「どこ行くの」から始まる地元観光 スプラッシュ・マウンテンは楽しい スプラッシュ・マウンテンはディズニーランドの人気アトラクションだ。 高いところからすごい速さで水場に落下し、びしょ濡れになるのが特徴の「急流すべり」的なやつである。あれが好きだ。 勾配を滑り落ちて… スプラッシュ! 先日ひとりでディズニーランドに行ったときも、入園するなり最初に乗った。 「シングルライダー」というおひとり様優遇制度があるにもかかわらず、一般の列にひとりで並んで、しっかり2時間並んだ。そのくらい好きである。 (シングルライダーを利用しなかったのは色々な心の屈折のせいなので触れないでおく) スプラッシュ
先日、オリンピック中の雨や熱中症対策として発表された「かぶる傘」。そのあまりにクレイジーな見た目に日本中がザワつきました。 このデザイン、マジかよ!? 東京都は何を考えているの? エイプリル・フールじゃねえぞ! ……等々、様々な感情を喚起させられましたが、一番強く思ったのは「人がいっぱいいる場所でこんなのかぶってたらメチャクチャ邪魔じゃね?」ということでしょう。 Amazonで検索したら、似たような商品が沢山売られていたので、みんなで実際にかぶってみて、どのくらい邪魔なのか? 邪魔じゃないのかを調べてみました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:最強の乳酸菌飲料を作る > 個人サイト ほりげー 仕事ができる人になりたい 世は働き方改革である。少ない時間で多くの成果を上げる必要がある。記事の作成もできれば短時間で行いたい。大事なのはパソコンの作業を効率化することだ。 ビジネス書に「マウスを使うな」と書いてあった 何げなく読んだビジネス書に、「仕事ができる人はほとんどマウスを使わない。キーボードのショートカットを駆使してPC作業をする」と書いてあった。言いたいことはわかるけど、本当にできるの?画像の挿入はどうやるの?文字の色どうやって変えるの?「戻る」「進む」「コピー」「切り取り」「ペースト」といった超基本的なショートカットしか知らない僕には厳しい世界だ。そして、キーボードだけで作業ができたとして、本当に効率よ
1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:「雑学」なんだし雑に発表しませんか 集合写真が照れ臭い。 一箇所に集まって、皆と同じ佇まいで写真に収まるからだろう。ピースサインで少し笑いながら「本当にこのポーズでいいのか」とか思ったりする。 最近家族で撮った集合写真。ピースしてなかったし笑ってすらいなかった。 一方、集合写真ではない写真は何をしてもいいので気楽である。心持ちが全然違う。 気楽。 この境には何があるのか。ここにどんな川が流れているのだろうか。調べました。 こんな方法で調べてみます 集合写真の「集合写真らしさ」を少しずつ削っていき、どんな写真になるのか調べてみよう。 今回、集合写真の大事な要素だと思ったものがこちらである。 この3つ。 大勢の
アボカドって、美味しいですよね。 僕はもっぱら、スライスしてお刺身と一緒に並べ、そのままワサビ醤油で、時には魚の切り身と重ねて食べたり、マグロと合わせてざっくりと叩き、マヨネーズやウスターソースなんかで味付けてタルタル風に食べたりします。 が、それだけでなくアボカドは、レシピを紹介する本やWEBサイトにも頻繁に登場する優等生的な食材で、アレンジの幅が広いのも魅力。 有名なところだと、「アボカドをふたつに割って種をくり抜いた穴に“なめたけ”を詰めるだけ」なんてレシピがあり、これが絶品なんだそうです。 もし本当だったら、この世で最も簡単な料理のひとつと言えますよね、それ。 これまでアボカドに対しては割と保守的だった僕ですが、なぜか今、急に気持ちが盛り上がってきました。 よし、試してみよう! せっかくなので、他にもいろいろな食材をアボカドの穴に詰め比べ、実際、アボカドの穴に詰めるべき食材の正解は
皇居、山手線の丸を中心に、縦横の直線と、曲線のみで構成された東京の路線図。 東京の路線図は、オフィシャルやアンオフィシャルなものなど様々に見かけるけれど、これほど大胆に曲線を多用して、しかもかっこいい路線図は、今までちょっと見かけたことがない。 東京の鉄道路線図はよく「カオス」だなんて言われているけれど、その「カオス」な路線図を、うまく整理してかっこよく仕上げてる。 調べてみると、韓国ソウル在住のデザイナー、キム・ジハンさんがデザインした路線図だという。 キムさんのウェブサイト「ZEROPERZERO」を見てみると、これだけではなく、もっとたくさんのかっこいい路線図があるようだ。
上座下座をマスターすることはサラリーマンの基礎である。出世への近道。これを知っているだけで生涯年収が上がるのであれば覚えておいたほうが得だ。 僕は上司をタクシーの助手席に座らせてその後3日嫌味を言われたことがある。20代、給料がまったく上がらなかったのはあのせいかもしれない。 しかし、働き方改革という言葉の流行が表すように、働く環境は多様化している。在宅勤務、オープンイノベーション………そこにまだ上座下座の概念が追いついていないのが現状である。 そこで、上座がまだ決まってないシチュエーションでの上座を考えたいと思う。 バナナボート、ジェットコースター、3列シートの車、バス、タンデム自転車、気球、メリーゴーランドである。
「雨に濡れた子犬を革ジャンで抱きかかえる」という場面が思い当たるだろうか。 世代にもよるだろう。物語において不良がヒーローとして扱われた時代にそのような描写が流行ったのだと思う。(あの恐ろしい不良が! 誰も見てないところで! 雨に濡れたかよわい子犬を! 大事な革ジャンで! 自分は傘もささずに!)と、かんたんに言えば悪い人が良いことをするギャップによるかっこよさである。 もちろんそうした場面を私たちは見たことがない。誰も見てないところで善行を積むのが不良だからだ(見ているところでやってたら善行積むわ不良行為するわのただの気まぐれな人である)。 そうした場面を意図的に作り出してみよう。仲間内で革ジャンを持っていた者に被写体として協力してもらった。
表面をスプーンで押すと反発してくる確かなかたさ!プリンはプルンとしているからプリンだ!かたくなければプリンではない!かたいプリンが大好きだ! プリン好きですか?好きですよね。もちろんそのプリンはかたいプリンですよね。 なに!なめらかプリンだと! あんな物はクリームだ!プリンはプルンとしているからプリンなんだよ! そんな事を以前書いた記事でいいました。絶滅危惧種であるかたいプリン。今、徐々に復活しつつあります。色々食べ比べてみました。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー) 前の記事:トクホで酒
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