【東京聯合ニュース】在日コリアンのフリーライター、李信恵(リ・シネ)さんは18日、インターネット上での人種差別的な発言に名誉を傷つけられたとして、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)と同会の桜井誠会長、インターネットサイト「保守速報」の運営者に損賠賠償を求める訴えを大阪地裁に起こしたと明らかにした。 李さんは提訴後に行われた聯合ニュースとのインタビューで、「嫌韓デモは子供たちの未来をなくす」とした上で、「インターネットで在特会が初めて登場した時、一部のおかしな人たちと考えて放置したことにより、このように大きくなり、街に出てくるようになった」と指摘。「見なかったふりをするのではなく、現象を直視し、すべきことをしなければならない」と強調した。 大阪高裁は先月8日、京都朝鮮学園が在特会と会員らに対し街宣活動の禁止と損害賠償を求めた訴訟で、半径200メートル以内での街宣禁止と約1200万円の支