あなたの人生の物語満を持しての表題作 異星人とコミュニケーションするために言語学者の女性がいろんなアプローチを試みる中で、ところどころに女性の娘へ話しかけるような描写が入る 一見何の関係もないように見えるのに、最後の最後でその構成の意味がわかったとき、めっちゃ感動して鳥肌たった SFとお話としてのオチがすごく綺麗につながってて、しかもそれが読みやすさにも寄与する構成になっているという、何重にも考え尽くされた構成 脱帽どころか頭蓋骨外して脳みそ取り出すレベルで恐れいった どーゆーことかっつーと、娘へ語りかける描写→言語解析アプローチフェーズ→の繰り返しなんだけど、言語解析のところはぶっちゃけ読んでて結構きついのよ わからないわけじゃないけど(ここもテッド・チャンのすごいところ。自己満じゃなくて、読者にわかるレベルで丁寧に書いてくれる。この話にかぎらず)、 細かすぎて疲れるっつーか、ずっとこの