連載目次 2015年9月1日(米国時間)にIntelの「第6世代」Coreプロセッサーが正式発表になった。Skylake(スカイレイク)という開発コード名のマイクロアーキテクチャを採用したものである。製造は、「最新」の14nmプロセスで「いろいろ設計に改良を施した」製品群としている。リリースを読んでみたのだが、いろいろ引っかかる言葉が多い。そういう言葉の一つ一つが気になってしまうのは歳のせいかもしれないが……。 まずはニュースリリースの「インテル、インテル史上最高峰の第6世代 インテルCoreプロセッサーを発表」の「インテル史上最高峰の」という修飾語に引っかかる。確かにAtomとかQuarkとか同時期の主力製品と比べたときに必ずしも性能が高くない製品ラインのニュースリリースもあるから、新製品がいつも最高峰というわけではないだろう。 しかし、主力の製品ラインの全面的な更新時に、「インテル史上