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ブックマーク / atmarkit.itmedia.co.jp (18)

  • 第290回 日米10社が協力する半導体「後工程」はなぜいま注目なのか

    のレゾナックを中心に日米10社ほどが参加するコンソーシアム「US-JOINT」が、新世代パッケージ技術をシリコンバレーで開発するという。微細化技術を競う半導体の前工程に比べると、少し地味な感じがする後工程(パッケージ技術)だが、いまこの分野に注目が集まっている。なぜ、後工程が注目なのか、その歴史から振り返ってみた。 新世代のパッケージ技術を開発するコンソーシアム「US-JOINT」と参加企業のロゴ レゾナック(旧、昭和電工)を中心に日米10社が集まって、新世代のパッケージ技術を開発する「US-JOINT」が設立される。微細化技術で注目されてきた半導体の前工程と比べると、少し地味な感じがした後工程にも光が当たりつつある。今なぜ、後工程が注目なのか、その歴史から振り返ってみよう。図は、レゾナックのプレスリリース「シリコンバレーで日米の企業10社による次世代半導体パッケージのコンソーシアム設

    第290回 日米10社が協力する半導体「後工程」はなぜいま注目なのか
    tanakamak
    tanakamak 2024/07/19
    後工程
  • 準委任契約だけど、責任は取ってください

    連載目次 準委任契約と請負契約 今回は、システム開発の要件定義工程の契約形態についてお話しする。 連載の読者ならご存じの方も多いと思うが、情報システムの開発は、準委任契約に基づいて行われる場合か請負契約に基づいて行われる場合が多い。そして1つの開発においても、要件定義工程は「ユーザーの作業を支援する」という意味合いで、成果物の完成責任を負わない準委任契約で、設計以降の工程(ここでは便宜的に「開発工程」と呼ぶ)は「ベンダーが主体となる」ために成果物の完成責任を伴う請負契約で行う場合がよくある。準委任契約は、「専門的知識やスキルを持つ人間が契約で合意した時間働けば、その対価は払ってもらえる」というのが原則である。 では、専門家が一定時間働きさえすれば責任を果たしたことになるのだろうか。 今回取り上げる事件は、ITベンダーが要件定義工程から開発工程までを一貫して行ったが、要件定義に抜け漏れがあ

    準委任契約だけど、責任は取ってください
    tanakamak
    tanakamak 2023/08/18
    地裁レベルの話なので、なんとも。
  • 第274回 元をたどれば三洋電機の半導体工場、「JSファンダリ」として独立?

    onsemiの新潟県小千谷市にある半導体工場を買収し、「JSファンダリ」が設立された。パワー半導体やアナログ半導体などのファウンドリ事業を始めるという。もともとこの工場は三洋電機の半導体工場として設立されたもの。なぜ、JSファンダリとして独立することになったのか、背景を探ってみた。 既に2023年も3月になっているというのに、2022年末の企業買収の話が、いまさらのようにニュースに取り上げられていた。「JSファンダリ」という日発の半導体ファウンドリ会社が新規設立されて、新潟県小千谷市にある「onsemi(オンセミ)」の半導体工場を買収、パワー半導体やアナログ半導体などのファウンドリ事業を始めるという。 北海道への進出が決まったらしい「Rapidus(ラピダス)」の5兆円のファウンドリ投資が話題をさらう裏側で、地味なファウンドリが始動していたのだ。ただ、どちらも「日半導体を何とかせにゃな

    第274回 元をたどれば三洋電機の半導体工場、「JSファンダリ」として独立?
    tanakamak
    tanakamak 2023/03/22
    ファウンドリ、JSファンダリ、ラジバンダリ
  • 第232回 Intelの10nmプロセスの不思議、「10nm」はどこにある?

    Intelが10nmプロセスによる量産製造を開始した。一方、AMDはすでにTSMCによる7nmプロセスで製造を行っている。「Intelは遅れているのではないか?」とも言われているが、実際のところはどうなのだろうか? プロセスの数字の秘密を解説する。 連載目次 「一言で」とか、「1個の数字で」とか、何かを簡潔に説明するのが多くの人の好みに合っているようだ。実際、「分かった」気になる。 「一言で言う」ならば、それを記憶するのは容易だ。1個の数字は他と比較して、「増えた」「減った」「同じ」「達成した」「未達成だった」といった事柄を容易に判断できる。どちらも納得感は半端ない。 逆に数字がごちゃごちゃとたくさんあると、「何だか分からん」ということになる。ただ、1つ指摘しておくならば、世の中、何でもそのように単純化できるものならば、AI人工知能)など不要だ。いや、それだからこそ、「AIに1個の数字に

    第232回 Intelの10nmプロセスの不思議、「10nm」はどこにある?
  • 第225回 なぜ「IntelのCPU不足」はなかなか解決されないのか?

    2018年からIntelのCPU不足が続いているという。その原因は最新の10nmプロセスの立ち上げが思ったように行かないこと、といわれているが、筆者は他にも原因があるように思う。 連載目次 「2018年からずっと続いているIntelのCPU不足がなかなか解消されない」という話を聞く。この話は、執筆時点から過去を見れば当然と言えば当然にみえる。 しかし、過去から現在を見ていたら、そんな品薄な状況になるとは多分予想がつかなかったはずだ。その背景には市場(需要)の動きの速さに比べて、製造(供給)側の動きは、「1桁遅い速さでしか操作できない」という半導体業界の宿命的な構造がある。もちろん、Intel固有の事情が、それを増幅したという面も多々あるように思える。だが根的には、Intelに限らず半導体の製造業に共通する特性が横たわっているように思える。 売上規模が大きく(Intelは世界2位の半導体会

    第225回 なぜ「IntelのCPU不足」はなかなか解決されないのか?
    tanakamak
    tanakamak 2019/02/28
    財布の紐を締めるのは財務
  • RPA(Robotic Process Automation)とは何か――今、金融系を中心に全社的な導入が進む理由

    RPA(Robotic Process Automation)とは何か――今、金融系を中心に全社的な導入が進む理由:RPA導入ガイド(1) RPA(Robotic Process Automation)とは何かという基的なことから、導入するためのノウハウまでを解説する連載。初回は、RPAの概要と市場状況、5つの導入プロセス、導入を成功させるために重要な3つのポイントなどについて。 RPA(Robotic Process Automation)とは 以前は「RPAって何ですか?」と言われることがありましたが、最近では雑誌に加えてテレビや新聞などでも報じられる機会が増えてきたことから、多くの方が、「Robotic Process Automationの略称」「ソフトウェアによるロボット化で仕事を効率化するツール」という認識を持っていると思います。 より細かく言えば、「端末に表示されているアプ

    RPA(Robotic Process Automation)とは何か――今、金融系を中心に全社的な導入が進む理由
  • 第194回 ベテラン半導体技術者が見た、ソフトバンクのARM買収にある思惑

    ソフトバンクが半導体設計会社のARMを約3.3兆円で買収する。なぜ、ソフトバンクがARMを買収するのか、ARMはなぜ買収されるのか、半導体技術者である筆者ならではの視点でその思惑を想像してみた。 連載目次 ソフトバンクのARM買収の件が話題になっている(ソフトバンクのニュースリリース「当社によるARM買収の提案に関するお知らせ」は、「免責事項」ページで[同意する]ボタンをクリックして参照のこと)。「また、大きな買い物をして~」とか、「高過ぎるんじゃない(ARM株式1株当たりの価格17ポンド、約2350円。2016年7月15日の終値11.89ポンド、約1644円の約43%のプレミアム)」とか、いろいろ言われているようだ。 ARMのことをよく知らない人も多かったようだ。「何でまた半導体会社なんか買うの」とか、「いやいやスマートフォン(スマホ)向けの半導体ではほとんど独占状態だぞ」とか、「財務状

    第194回 ベテラン半導体技術者が見た、ソフトバンクのARM買収にある思惑
  • 第184回 Intelの新プロセッサー「Skylake」は5億台の買い替え需要がターゲット?

    連載目次 2015年9月1日(米国時間)にIntelの「第6世代」Coreプロセッサーが正式発表になった。Skylake(スカイレイク)という開発コード名のマイクロアーキテクチャを採用したものである。製造は、「最新」の14nmプロセスで「いろいろ設計に改良を施した」製品群としている。リリースを読んでみたのだが、いろいろ引っかかる言葉が多い。そういう言葉の一つ一つが気になってしまうのは歳のせいかもしれないが……。 まずはニュースリリースの「インテル、インテル史上最高峰の第6世代 インテルCoreプロセッサーを発表」の「インテル史上最高峰の」という修飾語に引っかかる。確かにAtomとかQuarkとか同時期の主力製品と比べたときに必ずしも性能が高くない製品ラインのニュースリリースもあるから、新製品がいつも最高峰というわけではないだろう。 しかし、主力の製品ラインの全面的な更新時に、「インテル史上

    第184回 Intelの新プロセッサー「Skylake」は5億台の買い替え需要がターゲット?
  • 第183回 IntelとMicronの新メモリ「3D Xpoint」が世界を変える!

    IntelとMicron Technologyが共同開発中の新メモリ「3D Xpoint」。「速い」「安い」「消えない」といいことづくめのこのメモリは、ストレージクラスメモリの新しいスタンダードになるかもしれない。3D Xpointは、ストレージの世界を変えるのか? 連載目次 前回もメモリ関係の話題を取り上げたが、書いた直後の2015年7月末に大きなニュースが出てしまったので、今月もメモリを取り上げることにする。IntelとMicron Technologyが共同で「3D Xpoint(スリーディー クロスポイントと読ませる)」と名付けた新メモリ技術を開発したというニュースだ(Intelのニュースリリース「インテルとマイクロン、画期的なメモリー技術を開発」)。もともとIntelとMicron Technologyは、それぞれの主力製品であるマイクロプロセッサーとDRAMをめぐる開発で何かと

    第183回 IntelとMicronの新メモリ「3D Xpoint」が世界を変える!
  • 第175回 ポリオキソ金属酸塩分子1個が世界を変える?

    もはやトランジスタの微細化も限界に近付いてきている。そんな中、ポリオキソ金属酸塩(POMs)という新しい素材を使ったフラッシュメモリが提案された。分子1個でフラッシュメモリと同様に、データを保存できるとか。POMsは世界を変えることができるのか? 連載目次 目の前のノートパソコンは「お求めやすい」価格帯の普及品だ。「お求めやすい」その中に最低でも何百億個か入っているはずのトランジスタを数えようと思ったことは、ついぞない。かろうじて意識するのは、USBメモリなどを買う時に、8Gbytesでウン百円、安いなぁ買っておくか、などと思うときの「Gbytes当たり」の単価くらいだろう。1個1個のトランジスタとして想像をめぐらすならば、それは、10のマイナス何乗分の1円といったコストとして意識され得ないような金額である。 消費者としてはそんなものだが、設計者としてはどうか。設計者の立場で考えても昨今は

    第175回 ポリオキソ金属酸塩分子1個が世界を変える?
  • 第174回 GLOBALFOUNDRIESはIBMの半導体部門買収で世界1位を目指す?

    AMDの半導体製造部門が分離独立したGLOBALFOUNDRIESが、IBMの半導体部門を買収した。すでにシンガポールのファウンドリ会社「Chartered Semiconductor」を買収しており、ファウンドリ業界で世界1位が射程に入りつつある。 連載目次 GLOBALFOUNDRIES(グローバルファウンドリーズ)と聞いてすぐにピンとくる人は、半導体業界の人だけかもしれない。半導体ファウンドリ業界で世界2位という大きな会社なのだが、大体、ファウンドリという業態自体が一般になじみが薄い。IntelとかAMDとか自社のブランドで認知度が高いプロセッサー製品を売っている会社であれば知名度はまだしもであるが、自社ブランドで半導体を売っていても大抵の半導体会社はあまり知られていないものだ。ましてや、ブランドを掲げて売っている半導体会社から半導体製造を請け負って、ウェハーを製造することをなりわい

    第174回 GLOBALFOUNDRIESはIBMの半導体部門買収で世界1位を目指す?
  • 第154回 ミニマルファブが日本の半導体産業を救う?

    巨大化する一方のファブ。一方で、お金のかかる巨大なクリーン・ルームを作らないミニマルファブが開発されている。ミニマルファブは半導体業界に一石を投じられるのか? 連載目次 かれこれ30年ほど、この業界に厄介になってきたが、うち半分くらいは自社ファブ(半導体製造工場)のある会社に、半分くらいは自社ファブのない会社(俗にいうファブレスというやつ)に属してきた。しかし、一貫して設計をしていたので、ファブに作ってくださいとお願いする側で、ファブ側に立っていたことはない。設計から見たファブというものは、商品を生み出すためには不可欠なパートナーではあるけれど、あればあったで、なければなかったで、いろいろ考えさせられることも多い存在でもある。 日の半導体業界全体の元気がないのだからいたしかたないのだが、日のファブも元気がない。最大の原因は進化を「諦めてしまった」ことが大きいと思う。ファブは、微細化が原

    第154回 ミニマルファブが日本の半導体産業を救う?
  • 第146回 Intelの出資が半導体製造技術を2年間前倒しする?

    Intelが、露光装置製造会社の最大手「AMSL」に対して研究開発資金を提供すると発表。Intelの出資で半導体製造技術が2年前倒しされる? 連載目次 Intelが、オランダのAMSLに対して研究開発資金を提供すること、そして株式の購入を約束することに関するニュースリリースが流れてきた(インテルのニュースリリース「インテル コーポレーションと AMSL、次世代半導体製造の中核技術の開発促進で合意」)。新しいプロセッサの発表でもないので、一般の消費者を念頭においた派手なニュースリリースではない。淡々と合意した金額を述べることが主体の、地味な、しかし投資家や規制当局の承認を得るために必要不可欠な類の公表である。Intelといえば、あちらこちらの会社に投資や買収をしてきているので、1件1件の投資案件をいちいちフォローすることもないだろうと思うかもしれない。しかし今回のニュースリリースからは、今後

    第146回 Intelの出資が半導体製造技術を2年間前倒しする?
    tanakamak
    tanakamak 2012/07/31
    「…日本半導体大手と日本の半導体製造装置メーカーが1社も現れない…何十年も前の小さなウエハ・サイズと太い線幅の装置を使って…収益を上げている会社もあるのだが、…そちら方面にも日本半導体の影は薄い。」
  • 第144回 Intelが最先端工場で他社製品の製造を請け負う意味

    Intelがファブレスのベンチャー企業の製品製造を請け負うと発表。それも最先端の22nmプロセスを利用するという。その意味するところは? 連載目次 Intelが他社製品の製造を請け負うファウンダリ・ビジネスをやっているようだ。とはいっても、自社の工場をファウンダリ専業の別会社(GLOBALFOUNDRIES)として分離したAMDのケースとは大きく異なり、何か目的があるようである。こういっては悪いが「腹に一物ある」ファウンダリ・ビジネスに見える。 普通、ファウンダリといったら、数量と価格さえ折り合えば、その目的とか売り先とかに関わらず、まずは仕事を受けてもらえるものだ。何に使うか、どこに売るかは、発注する委託元の問題で、ファウンダリ側がとやかくいう問題ではないからだ。とはいっても、発注された数量がちゃんと流れるのかどうかは、ファウンダリ側も市場と相手の会社を見ている。先のない市場向けの仕事

    第144回 Intelが最先端工場で他社製品の製造を請け負う意味
    tanakamak
    tanakamak 2012/05/30
    ASICは…
  • https://atmarkit.itmedia.co.jp/fsys/zunouhoudan/143zunou/autocpu.html

    tanakamak
    tanakamak 2012/04/28
    「…Intelだが、…想像するに「ガッポリ儲かる」パソコン市場を制覇してしまったので、…品質要求は非常に厳しい割に「ボロ儲けはできない」自動車市場は二の次になってしまった結果ではないかと思う…」
  • https://atmarkit.itmedia.co.jp/fsys/zunouhoudan/142zunou/elpida_chp11.html

    tanakamak
    tanakamak 2012/03/30
    懐古話
  • 「企業財務会計士」が2013年試験から開始、受験生の生活設計に影響も - IFRS 国際会計基準フォーラム

    金融庁は1月21日、同日開催した「公認会計士制度に関する懇談会」で、公認会計士資格制度の見直し案を公表した。論文式試験に合格しても就職できず、公認会計士資格の取得に必要な実務経験を積めない待機合格者の解消を目指し、「企業財務会計士」を創設することが柱。金融庁は通常国会への法案提出を目指していて、成立した場合、2013年(平成25年)試験から適用する。 パブリックコメントを受けて2010年7月に公表した同懇談会の中間報告を修正したが、資格制度改正の大筋は中間報告と変わっていない。試験は短答式(現行の年2回から年1回への変更を検討する)、論文式、修了考査の3つで現行と同じ。論文式試験に合格し、一定の会計実務・教育経験、または監査補助、一定の会計専門職大学院の修了があると「企業財務会計士」の資格登録ができる。中間報告では「財務会計士」としたが「位置付けが不明」などの反発が多く、「企業財務会計士」

    tanakamak
    tanakamak 2011/01/25
    (三振)法務博士のようなものか
  • DB設計の神ツール「ERMaster」なら、ここまでできる

    DB設計の神ツール「ERMaster」なら、ここまでできる:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(11)(1/3 ページ) 無料のEclipseプラグイン「ERMaster」とは データベースのテーブル設計を行うときに皆さんは、どのようにしているでしょうか? いくつかの無料で利用できるツールが提供されているので、筆者はそれらを利用していましたが、最近「ERMaster」と呼ばれるEclipseプラグインの存在を知りました。 ERMasterは、ほかのツールに比べ、直感的で分かりやすいUI(ユーザーインターフェイス)に、カスタマイズ可能な、Excelで出力できるテーブル定義書、辞書機能など痒いところに手が届くERモデリングのツールです。稿では、このERMasterについてご紹介します。 ERMasterの主な特徴、8つ ERMasterには、主に次のような特徴があります。 【1】直感的で使いや

    DB設計の神ツール「ERMaster」なら、ここまでできる
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