「オープナー」で復活なるか日ハムの斎藤佑樹(c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る プロ9年目で背水の陣を迎えた日本ハム・斎藤佑樹がキャンプで好調ぶりをアピールしている。今年初の対外試合の「開幕投手」を務めた11日の韓国NCダイノス戦を2回無失点。20日の楽天戦(金武)も昨季の新人王・田中和基を空振り三振、西武からFA移籍した浅村栄斗を3球三振に仕留めるなど3回1安打無失点の快投を見せた。「毎年比較的この時期は抑えられているので何とも言えないです」と冷静だが、栗山英樹監督は「覚悟して投げている。結果を出し続けるしかない。気持ちは伝わっている」と評価を口にした。 ただ先発ローテーションの一角に入れるかというと、状況は厳しい。上沢直之、マルティネス、金子弌大、有原航平、新外国人のバーベイトは当確だろう。残り1枠を村田透、加藤貴之らと争うことになる。斎藤に絶対的な球はない。直球は140キロ台前