東京・秋葉原の路上で暴力団幹部が刺殺された事件。刺した男は反社会勢力の人間ではなく、一般人=カタギだった。 【画像】移送される男は疲れ切った様子だった。一方、発生直後の現場には、生々しい血痕が・・・。 その後の取材で、暴力団幹部に追い詰められた男の”地獄”の日々が明らかになった。 喫茶店を出た直後 包丁を・・・7月21日午後6時40分ごろ、JR秋葉原駅近くの路上で、特定抗争指定暴力団・山口組系の山中健司幹部(34)が、包丁で左脇腹を刺され、搬送先の病院で死亡する事件が起きた。 殺人などの疑いで逮捕されたのは、コンセプトカフェのコンサルティング業などを営む佐々木文俊被告(35)だった。(8月10日、殺人・銃刀法違反罪で起訴) 起訴状などによると、事件当日、佐々木被告は山中幹部と他の知人とともに現場近くの喫茶店を訪れていた。話題は山中幹部のSNSのフォロワー数をいかに増やすかだった。そして、喫