静岡市は、1回目のワクチン接種を済ませた高齢者が入居するグループホームでクラスターが発生したと発表しました。 「1回目の接種直後は抗体が増えるのではなく免疫力が下がるらしい、その間に感染リスクは高まる」(静岡市 保健予防課 杉山智彦課長) 静岡市は、市内の高齢者グループホームできょうまでに入居者3人と職員2人のあわせて5人の感染が確認されたため、クラスター発生と認定しました。このグループホームでは、今月2日に入居者と職員あわせて33人全員が1回目のワクチン接種を受けていましたが、9日に職員が発症したのを最初に、感染者が増えていきました。 市はワクチン接種からある程度の時間が経過しないと抗体が十分に作られないとして、ワクチンを打ったとしても、しばらくはマスクなどの感染対策を続ける必要があると注意を呼びかけています。