アドオンによる拡張はFirefoxの魅力のひとつ。しかし、このアドオンも完璧ではない。26日に来日した米国Mozilla Corpの新CEO、John Lilly氏は、このアドオンに少なくともふたつの問題があると指摘する。 同氏の指摘する問題とは開発の難しさとローカライズの困難さだ。 builderの読者であればFirebugやGreasemonkeyといったアドオンをインストールしている方も多いだろう。過去にFirefoxアドオンを紹介する連載を掲載したときにはものすごい人気があった。John Lilly氏も「一度使うと離れられないほど人々のWeb体験と密接に結びつく。非常に"Sticky"(粘着性の高い、つまり離れられない)なものだ」と語る。 アドオンを開発する際の主な作業は、XULと呼ばれるXMLとJavaScriptの記述(Mozillaのサイトに詳しい)。どちらもWebで標準的に