今回のゲストはヤフー株式会社リスティング事業部 検索企画室 室長の井上俊一氏です。 Yahoo! JAPANがWeb 1.0であるかWeb 2.0であるか、という論議がブロガーの間では非常にホットに語られることも多いのですが、実態はどうなのでしょうか。井上氏の見解を伺いました。タグ検索という新しい検索メソッドに活路を見出すベンチャーも多いのですが(Feedpathもその一つ)、今回井上氏が非常に本質的な指摘をしてくれています。 ■ Yahoo! JAPANはGoogleに負けていない ―自己紹介をお願いできますか。 井上氏 Yahoo! JAPANのリスティング事業部 検索企画室 室長の井上です。検索企画室というのは、検索がらみの企画をぜんぶやるんですけど、エディトリアル作業はサーファー部が行っています。検索を用いたプロダクトおよびビジネスの企画をするのが検索企画室です。 当然ですが、ここ
東京・有明のTFTホールで、検索エンジンに関するカンファレンス「Search Engine Strategies 2006」が20日開幕した。会期は21日まで。入場料は3,000円だが、来場前にWebで登録を行なえば無料となる。 20日午前には、ヤフーの検索事業部長を務める井上俊一氏が講演を行ない、ヤフーが今後提供する検索サービスのイメージとして「ソーシャルサーチ」の概念を解説した。 ● 集まった知識を他のユーザーにも提供する「ソーシャルサーチ」 井上氏は、現状の検索エンジンをWebページのみを対象としている「Webサーチ」と定義し、その問題点を例示した。例えば「ゴルフ」という単語で検索すると、スポーツの名前としてのゴルフと、車の名前としてのゴルフの両方が結果として出てくるが、検索する人にとって欲しい情報はどちらか一方のみであると指摘。これは「現状の検索エンジンは、誰が検索しても同じ結果し
GIGAZINEのGoogle AdSenseアカウントを個人アカウントからビジネスアカウントに変更する際に新規申し込み作業をもう一度行ったので、そのときの全作業記録を何回かに分けて公開します。中身はかなり長いのですが、ざっとこんな感じです。 ・申し込みのやり方 ・審査のポイント ・審査通過後の手続き(税務情報) ・収益を振り込む銀行口座の登録 ・AdSenseの設定1:サイトに合わせるためのカラーパレット ・AdSenseの設定2:効果的な設定を模索するためのチャネル ・AdSenseの設定3:収益に結びつかない広告を弾くフィルタ ・コンテンツ向けAdSenseの作り方 ・検索向けAdSenseの作り方 ・「このサイトに広告を掲載」表示の停止 ・Google AdSense狩り対策 アフィリエイトで最も有名なのはお手軽に始めることのできるAmazonなどですが、適切な設定をしてやれば、収
某社が六本木から品川に移転しました。しかしシステムの移行が上手くいかず、某社に所属している僕は週末から会社のメールが見れないまま。大きな声では言えませんが、かなり無駄な時間が費やされています。 で、そんな時にありがたいのは「社内情報を熟知している人」。彼/彼女に聞けば、例え社内ネットワークにアクセスできなくても(そして客先暮らしをしていたとしても)、社内の状況を把握することができます。 そんな「人間版Google」を意図的に作り出そうと努力している企業もあるようです: ■ 百貨店コンシェルジュの極意 (日経流通新聞 2006年11月3日 第14面) 先週金曜日のMJに載っていた記事なのですが、最近大手百貨店では「コンシェルジュサービス」の導入が広がっているのだとか。もともとホテルで宿泊客のために、観光に関するアドバイスやチケットの手配をするのがコンシェルジュなわけですが、「百貨店コンシェル
「ソフトバンクの発表があまりにもいい加減だから、正式な数字を発表することにした」。KDDI担当者は語気を荒げてまくし立てた。「2年もかけて準備してきた番号ポータビリティー制度を台無しにしてくれた」。 10月30日、KDDIは番号ポータビリティー(継続)制度の加入者数を公表した。同社によれば、約8万の契約純増があった。 携帯電話会社を移行しても番号を引き継げる番号継続制度が10月24日に始まった。制度開始からわずか6日間しか経っていないにもかかわらず、KDDIがあえて契約状況を公表したのは、冒頭の担当者が怒りの矛先を向けた、ソフトバンク(9984)にある。 ソフトバンクが、28~29日の連日にかけて起こしたシステム障害によって、ソフトバンクからの転入・転出作業が一時的にストップ。KDDIにとっては、大きなビジネスチャンスを逃すことになった。さらに、KDDI担当者を激怒させたのが、ソフトバンク
発表会では、東京大学 情報理工学系研究科の平木敬教授が、同プロジェクトの概要、新しく開発したプロセッサなどの説明を行なった。 今回発表されたGRAPE-DRプロセッサは、できる限り機能を絞って小型化したというコプロセッサを512コア搭載し、動作周波数500MHzで512G FLOPSの演算性能を1チップで実現。1チップで512コア、512G FLOPSは世界最高を達成し、また、消費電力は最大60W、アイドル時30Wで、こちらも汎用プロセッサとして演算速度当たり世界最低だという。 プロセッサは16の演算ブロック、共有メモリ、PLL(Phase Locked Loop)などの各モジュールで構成されたシンプルな構造。演算ブロックに32コアを内蔵し、32×16の512コアとなっている。1つのコアはレジスタ、加算(FADD)、乗算(FMUL)など、演算に必要な回路のみに切り詰めたという。演算の実行は
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