サッカーの第94回天皇杯決勝が13日、横浜・日産スタジアムであり、J1のガンバ大阪がJ2のモンテディオ山形を3―1で破り、5大会ぶり、前身の松下電器時代を含めて4度目の優勝を果たした。ガンバは今季、リーグ、ナビスコ杯と合わせて3冠を達成。2000年度の鹿島アントラーズ以来2チーム目で、J1復帰1年目での3冠は史上初めてとなった。山形の初優勝はならなかった。 ガンバは前半、宇佐美の得点などで2点を先行。後半、1点差に迫られたが、40分に宇佐美の2点目となるゴールで突き放した。 決勝は元日に東京・国立競技場で行われるのが恒例だったが、今年度は建て替えのために国立競技場が使えず、1月には日本代表が戦うアジア杯も控えているために前倒しされた。来年度の決勝は、2016年1月1日に東京・味の素スタジアムで行われる予定。 〈ガンバ大阪・長谷川健太監督の話〉 2―1になった時点で、打ち合いで勝ち切ればいい