ベトナム戦争の真実を赤裸々に記した国家機密文書の「ペンタゴン・ペーパーズ」を入手した米ニューヨーク・タイムズ紙の記者はそれを読み込む中で「米国政府の中にもう一つ、奥の院的な政府がある」という認識に至り、深い衝撃を受けたという。「奥の院の政府」は、市民が日々接する政府とは異質で、表からは見えない。口うるさいメディアや司法、同盟国政府をひそかに敵視し、国家安全保障を名目に、陰謀工作を含めて意のまま
ベトナム戦争の真実を赤裸々に記した国家機密文書の「ペンタゴン・ペーパーズ」を入手した米ニューヨーク・タイムズ紙の記者はそれを読み込む中で「米国政府の中にもう一つ、奥の院的な政府がある」という認識に至り、深い衝撃を受けたという。「奥の院の政府」は、市民が日々接する政府とは異質で、表からは見えない。口うるさいメディアや司法、同盟国政府をひそかに敵視し、国家安全保障を名目に、陰謀工作を含めて意のまま
本日は、ゲーム産業の未来をテーマにお時間をいただいております。 私見では、過去40年と今後とはやや不連続ですが、一貫する本質を理解しなければ将来を見失うので、時間は非常にタイトですが、あえて過去と未来、双方をお話しします。 本日の流れです。 まずはコンピュータゲームの定義。 ゲームに関する論説に手応えのあるものが少ないのは、考察対象が定義されていない事も一因と考えるからです。 次にこれまでの40年の歴史をお話しします。 ゲーム産業は、5年から10年毎に、断絶とも見えるような大変革、主役の交代を繰り返してきました。しかしながら、そうは言っても、ある流れに沿って直線的に進んできたというのが私の見立てです。 ところが、最早その流れの延長では通用しなくなったのではないか。現在は、不連続な未来への過渡期にあたると考えています。 では、先の見えない過渡期にいながら将来をいかに占うか。その点について次に
8月30日、著名投資家ウォーレン・バフェット氏(写真)が率いる米バークシャー・ハザウェイは、日本の5大商社の株式をそれぞれ5%超取得したと発表した。写真は2015年10月、米首都ワシントンで撮影(2020年 ロイター/Kevin Lamarque) [東京 31日 ロイター] - 著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハザウェイ<BRKa.N>は30日、日本の5大商社の株式をそれぞれ5%超取得したと発表した。 バークシャー傘下のナショナル・インデムニティが31日に財務省関東財務局に提出した大量保有報告書によると、伊藤忠商事<8001.T>株式の5.02%、丸紅<8002.T>5.06%、三菱商事<8058.T>5.04%、三井物産<8031.T>5.03%、住友商事<8053.T>を5.04%、それぞれ取得した。 バークシャーの発表文によると、約1年間かけて取得したとい
2016年2月末、スクウェア・エニックスを離脱して数か月になり、これまで伝えられなかった事もお話しできる立場になりました。 証券時代16年、ゲーム時代16年と、気がつけば中々の古参。 改めて見渡すと、アーケードゲーム、家庭用ゲーム、PC、スマホゲームと全ての時代を経験し、かつグローバル展開を行っていた方がほとんどいらっしゃらない事に気づきました。 またこの間、経営者として、業界リーダーとして、数々の貴重な局面に立ち会っています。 事実を忘れてしまったり、自分の都合のいいように記憶を塗り替える前に、皆さんにお話しする意味があると思いました。 経営者は、その足跡について1ミリ単位で説明できなければならないというのが、私の持論です。 無論、その時々の事実認識には個体差はあるでしょう。また、戦略実行にあたっては、様々な方が関わりますから、各人の視点によって、同じ事実でも見え方は異なるでしょう。さら
「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」(長い・・ので以下、FFCC)のリマスター版が発売されました。 このタイトル、実はスクウェアが任天堂と取引再開した記念碑的タイトルなんです。 これを機会に、任天堂との取引再開の経緯、また、このタイトルが実は当時のスクウェアの革新について重要な役割を担っていたことについて、書いてみます。 任天堂出禁私が着任した2000年時点でスクウェアはソニーのプレイステーション(以下、PS)以外にタイトルを供給しておらず、任天堂から取引拒否をされている唯一のゲーム開発会社だった。 どのプラットフォームにも供給できる選択肢を持っているのが自然であるし、携帯ゲーム機を製造しているのは任天堂だけだったので、この観点でも取引は必須のはず。ところが、着任時のスクウェア社内では、出入禁止になっている事がシリアスに捉えられていなかった。 解せないながら、2000年内は管理
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