この作品を理解できる人は、ある意味すごい。と思ってしまう作品それが「しんぼる」。 「しんぼる」はダウンタウンの松本人志さんの2作目の映画。この作品の後、3作目として「さや侍」を製作している。 1作目は正直、「あぁ、これが松本人志の頭の中か。」と思ってしまう人も少なくないのではないかと思う。よく言われる、宗教的であり哲学的。しかし一体何を伝えたいのかが、凡人にはわからない。 そんな感じに陥ってしまう作品。 映画製作というもののは難しいもののようで、1作目でそれなりの評価を得てしまうと、監督の内面を出す作品は酷評される傾向にあるように感じる。 実際、「しんぼる」は見る側にとって難しい作品だったと感じる人は少なくないのではないだろうか。 人とは悩むものであり、他人に影響され影響を及ぼすもの。なのですが、自分の考え方を上手に表現して他人に理解してもらうのは実はとても難しいものなのだと感じさせられる