Firefoxのコンテント・プロセス(Webページの表示部分)とクローム・プロセス(UI部分)を分離し、コンテント・プロセスをマルチプロセス化する流れは、既定路線と思われていた。しかし、Electrolysis(e10s)プロジェクトの先行きが不透明になったことで、雲行きが怪しくなっている。マイナビニュースの記事『Firefoxのマルチプロセス化、当面凍結 - 直近の性能向上を優先』で報じられているとおりだ。 小規模な案件に集中 Mozillaでe10sのプログラムマネージャを務めるLawrence Mandel氏は、『Update on Multi-process Firefox (Electrolysis) Development』という記事の中で、「Electrolysis initiative on hold for the foreseeable future」と表現している。e