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ブックマーク / xtech.nikkei.com (50)

  • Apple IDを狙うリストアタックが多発、サイトが攻撃を回避する手段とは

    多くのサイトで「リストアタック」と呼ばれる、ほかのサイトなどで手に入れたIDとパスワードを使って不正にログインする攻撃が多発しているのは、ITproの読者ならご存知だろう(関連記事:Mobageに不正ログイン、「他社サービスから流出したID、パスワードの可能性」、関連記事:Amebaに24万3266件の不正ログイン、ユーザー情報が閲覧された可能性)。 そして、ここ数日は米AppleApple IDを狙った攻撃が頻発している。一部セキュリティ関係者の間で話題になっていたが、筆者人のApple IDにも攻撃があった。実際に筆者が経験したリストアタックの状況を解説するとともに、サイトの運営者が攻撃を防ぐためにとるべき手段を考えてみる。 攻撃を受けるとどうなる? まず実際に筆者がApple IDで受けた経験を基に、リスト攻撃を受けた際の状況を見てみよう。 図1は、筆者がApple IDに対して

    Apple IDを狙うリストアタックが多発、サイトが攻撃を回避する手段とは
  • iPhone 5s/5cの対応バンドに見るアップルの深意、そして携帯3社の競争の行方

    米アップルから正式にiPhone 5s/5cが発表された(関連記事)。噂通りNTTドコモによる新iPhoneの扱いも決まり、国内の携帯大手3社がiPhoneを発売することになった。国内の携帯各社の競争は新たな局面を迎えることになる。 現時点(9月12日午前)で、各社から料金やキャンペーンの詳細は明らかになっていない。ただアップルが公表したiPhone 5s/5cのLTE対応バンド(参考資料)からは、今後の国内3社の競争の行方、そしてアップルが今回の新機種に込めた深意の一端を読み取ることができる。 基は北米向け、欧州向けの2モデル、さらに派生モデルが2モデルの構成 iPhone 5s/5cのネットワーク面からみた最大の特徴は、iPhone 5と比べて大幅にLTEの対応バンドが増えた点だろう(写真1)。A1456(iPhone 5c)/A1453(iPhone 5s)というNTTドコモ、KD

    iPhone 5s/5cの対応バンドに見るアップルの深意、そして携帯3社の競争の行方
  • 【iPhone 5分解その5】実は表裏があったLightningコネクタ | 日経 xTECH(クロステック)

    (その4から続く) iPhone 5の大きな特徴の一つは、従来のiPhoneで使われていた30端子コネクタを廃止して、新たに小型の「Lightningコネクタ」を採用した点だ。従来の30端子コネクタがアナログ信号の端子を含むのに対し、Lightningコネクタは「完全デジタルで、8つのシグナルを使う設計」(米Apple社)だという。ユーザーがコネクタの向きを気にせずに挿せる「リバーシブル」も大きな特徴だ。コネクタ側には表と裏に8個ずつ端子が露出しているのに対し、iPhone 5のレセプタクルには片面にしか端子がない。つまり、コネクタのどちらかの面だけを接続に使うのである。 コネクタを変更すると、従来の周辺機器が直接接続できなくなるため、周辺機器メーカーに対する影響が大きい。30端子コネクタ向けの周辺機器をLightningコネクタで接続できるようにするアダプタをApple社が用意するとはい

    【iPhone 5分解その5】実は表裏があったLightningコネクタ | 日経 xTECH(クロステック)
  • ここまで違う! iOSユーザーとAndroidユーザーの傾向

    企業にとってスマートフォン市場への進出やサービス展開の際に、iOS(iPhone/iPad)、Androidのどちらをターゲットにすべきか、または各OSの市場にどのようにアプローチすべきかは、大きな課題の一つである。しかし、そのユーザー層の違いについて、データを基にした分析結果は、今まで多く存在しなかった。今回のアンケートでは、iOSユーザー/Androidユーザー別の意識や行動、気になる課金傾向や彼らの性格までを比較する。今後、企業がどのように各ユーザーにアプローチをすべきかヒントを得たいと思う。 調査方法はスマートフォンのユーザーが、スマートフォンから回答する手法であるスマホリサーチ(関連記事)を利用。有効回答数は892件である(表)。

    ここまで違う! iOSユーザーとAndroidユーザーの傾向
  • 「脱獄は避ける」、アップル独自の世界を理解

    利用者が急増中のスマートフォンだが、コンピューターウイルスによる端末の“乗っ取り”や情報漏洩などセキュリティ面でのリスクは従来の携帯電話よりも大きい。米アップルの「iPhone」の場合、注意すべき点は六つ。専門家は、「業務用途のiPhoneを『jailbreak(ジェイルブレイク=脱獄の意)』させるのはもってのほかだ」と警告する。 iPhoneセキュリティ対策は、他のOSを搭載するスマートフォンとはだいぶ違っており独特だ。これを理解するには、iPhoneに特有の利用形態を押さえるとよい。 iPhoneは通常、アップル1社の世界に閉じた使い方になる。ハードウエアと搭載OS「iOS」はアップル製。アプリケーションの入手先も、アップルが運営するマーケットプレース「App Store」に限られる。 ユーザーは一般に、App Storeからしかアプリケーションを入手できない。ただし、この制限をなく

    「脱獄は避ける」、アップル独自の世界を理解
  • スマートフォン利用者の6割強が「ガラケーと2台持ち」、ユーザー実態調査で判明

    マーケティング調査会社のメディアインタラクティブは2011年1月20日、インターネットユーザーを対象に実施した「スマートフォンの利用に関する実態調査」の結果を発表した。調査結果からは、スマートフォン利用者の6割強が、スマートフォン購入後もいわゆる「ガラケー」と呼ばれる従来型の携帯電話端末をなかなか手放せずにいる実態が浮かび上がった。 今回の調査は、2011年1月12日から14日までの3日間、全国のインターネットユーザーを対象にWebアンケート方式で実施した。有効回答人数は500名。設問数は合計8問で、スマートフォン所有の有無や今後の購入予定などについて尋ねた。 まず、現在スマートフォンを所持しているかどうかを尋ねたところ、「所有している」と回答したユーザーは全体の16.8パーセントにとどまった。そこで、「所有していない」と回答した83.2パーセント(416人)のユーザーに対して購入予定を尋

    スマートフォン利用者の6割強が「ガラケーと2台持ち」、ユーザー実態調査で判明
  • Apple,FCCに対し虚偽説明か

    Googleの音声通信管理サービス「Google Voice」のiPhone向けアプリケーションを米Appleがアプリ配信サービス「App Store」から排除したとされる問題で,Appleと米AT&Tが,米連邦通信委員会(FCC)からの質問状への回答を公開した(関連記事:「排除ではなく調査中」とAppleGoogle VoiceのApp Store登録問題で)。ここ数週間,アップル寄りのメディアの間では,AT&Tへの当てこすりや非難の声が強まっていたが,AT&T自身の回答は,この拒否問題には一切関与していないとの主張を繰り返すものだった。一方,Appleの回答は,この件について言い逃れをするもので,矛盾と疑惑に満ちた主張が並んでいた。いくらAppleが尊大とはいえ,今回の動きは驚きだ。同社はFCCに対して虚偽の説明をしたようなのだ。 問題の質を意図的にすり替え Appleの回答には

    Apple,FCCに対し虚偽説明か
  • LTEでモバイルはどう変わるのか

    100Mビット/秒超の通信速度を目指す次世代携帯電話の動きが,ここにきて活発化している。現在の第3世代携帯電話を高度化するため,3.9世代(3.9G)携帯電話とも呼ばれる。3.9Gの携帯電話規格にはいくつかの方式があるが,中でも命と言われるのが,現行W-CDMAの延長上の技術であるLTE(long term evolution)だ。 NTTドコモは2008年4月,同社が「Super 3G」という名称で開発を進めるLTEの実証実験を外部に初公開(関連記事)。LTEの受信機を備えたデモ車両を使い,屋外で移動しながら240Mビット/秒超の速度を受信する様子を披露した(写真1)。日エリクソンも,日国内で弁当箱大の小型LTE端末を使ったデモを公開(写真2)。端末の小型化が進みつつあることを示した。総務省でも3.9G向けの新たな周波数割り当ての議論が始まるなど(関連記事),2010年の商用化に向

    LTEでモバイルはどう変わるのか
  • 「iPhone 3G Sのテザリング機能は定額料金では成り立たない」,ソフトバンク株主総会より

    ソフトバンクは2009年6月24日,第29回定時株主総会を開催した。総会には代表取締役社長の孫正義氏が出席,同社株主の質問に直接答えた。2日後の6月26日に発売するiPhone 3G Sについての質問が多く出た。主なやり取りは以下の通り。 ――地方に行くと,ソフトバンクモバイルの携帯電話がつながりにくい場所がある。何か圏外をなくす策はないのか。 競合他社は800MHz帯の電波を使っているため,電波が届きやすい。2GHz帯を使う当社は倍の数の基地局を設置していても届かないエリアがある。ただし技術的な改善を行うための実験を現在実施している。これがうまくいけばエリアを拡大できるだろう。 ――携帯電話が3.9Gや4Gに進むに従って,兆単位の設備投資が必要になるのでは。 毎年2000億~3000億円の設備投資をコンスタントに続けていく計画だ。 ――iPhone 3Gの販売台数はどのぐらいか。 米Ap

    「iPhone 3G Sのテザリング機能は定額料金では成り立たない」,ソフトバンク株主総会より
  • iPhone OS 3.0の新Safariは3G無印でも“3倍”速い

    ベンチマーク・サイト「SunSpider JavaScript Benchmark」で3回測定した平均値。動作環境はiPhone 3G。 米AppleiPhone向けOSの新バージョン「iPhone OS 3.0」の提供が2009年6月18日に始まった。新バージョンにおける機能強化の中に,Webブラウザ「Safari」のバージョンアップがある。ハードウエアを強化したiPhone 3G Sとの組み合わせで高速化をうたっている新Safariだが,従来版のiPhone 3Gをバージョンアップした場合にはどうなのか。ITpro編集部でベンチマーク・テストを実施してみた。 使用したベンチマーク・テストは,JavaScript言語処理系による演算や文字列処理の実行速度を計る「SunSpider JavaScript Benchmark」。iPhone OS 2.2.1とiPhone OS 3.0の両

    iPhone OS 3.0の新Safariは3G無印でも“3倍”速い
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  • iPod touchやPSPでどこでもネット接続、3G対応の持ち歩ける無線LANルーターが8月末にも登場

    通信システム構築を手がけるコミューチュアは2008年8月1日、持ち歩き可能な無線LANルーター「PHS-300 Personal Wifi Hotspot」(写真)を8月末にも発売すると明らかにした。この製品は電池で駆動し、携帯電話の電波が届く場所であれば、どこでも無線LANアクセスを可能にする。通常は無線LAN環境がない場所で、無線LANしか通信機能を内蔵しない機器でインターネット接続する用途に向く。 PHS-300はUSBポートを搭載し、イー・モバイルやNTTドコモが提供する第3世代携帯電話の通信モデムを接続できる。さらに1800mAhの大容量電池を内蔵。通信し続ける場合で1時間30分、ほとんど通信しない場合で3時間の連続使用が可能だ。携帯電話の電波と無線LANの電波を変換し、いつでもどこでも無線LANスポットを作り出すような装置となる。 現在、コミューチュアが技術基準適合証明の取得を

    iPod touchやPSPでどこでもネット接続、3G対応の持ち歩ける無線LANルーターが8月末にも登場
  • 佐賀県、FONによる公衆無線インターネットの実証実験を唐津市内で開始

    佐賀県は、同県唐津市の市街地において公衆無線インターネット利用環境を構築して、観光情報などを提供する実証実験を始めた。期間は7月30日~8月31日までの1カ月間。唐津市内中心部の事業所内27カ所(開始当初は12カ所)に、フォン・ジャパン(社・東京都港区)より提供を受けた無線LANルーターを設置。エリア内で無線インターネット接続サービス「FON(フォン)」が利用できるようになる。 実証実験では、無線インターネットに接続可能な情報端末(アップルのiPod touch)を5台用意して観光客などに貸し出す。併せてWebサイト「唐津Walkガイド」を開設、貸し出した端末の使用状況を把握することで、公衆無線インターネットの利用動向や可能性を探る。そのほか、FONの無線LANルーターの位置情報をiPod touchが取得し、その場所に応じた情報が画面上にプッシュされてくるような仕組の開発など、技術的な

    佐賀県、FONによる公衆無線インターネットの実証実験を唐津市内で開始
  • 元Segway最高技術責任者がAppleの製品設計担当VPに

    Appleは,1人乗りの自立型2輪電動スクータ「Segway」を開発製造する米Segwayの元最高技術責任者(CTO)を幹部に採用したもよう。 Segway所有者向けのフォーラム「Segway Chat」に米国時間2008年7月4日に投稿された記事によると,創設以来エンジニアリング部門を率いていたDoug Field氏が辞任し,Appleの製品設計担当バイス・プレジデントに就任するという。なお,両社とも公式なコメントを発表していない。 Segwayは発表当初は期待はずれとの批判も多かったが,普及が進んでいる(関連記事:あの“大発明”ジンジャーが普及へ,「自動車産業に挑戦」はどうやら気?)。提携ディーラーは,米大陸のほか,欧州,中東,アジア太平洋地域の各地におよぶ。米メディアの報道(CNET News.com)によると,最近では中国軍部が,北京オリンピックの警備用に大量発注したという。

    元Segway最高技術責任者がAppleの製品設計担当VPに
  • 世界観が素晴らしい――ソフトバンク孫社長がiPhoneの魅力を熱弁

    都内で開催された通信事業者の会合に参加したソフトバンクの孫 正義社長は2008年6月13日,7月11日に発売するiPhoneについて報道陣の質問に答えた。価格設定や販売方法について説明したほか,アップルとの交渉を経て販売契約を獲得したiPhoneの魅力について語った。主な発言は下記の通り。 米国では199ドル,299ドルという価格だが,国内でどう設定するか。 価格の詳細は発表できない。後日発表する。従来から投入されている他メーカーの高機能モデルよりも,魅力的な価格となるだろう。ただし,ユーザーのさまざまな要望にiPhoneが100%応えられるわけではない。複数の端末を適材適所で用意する。通話料金やデータ通信の料金は未定。今月中に発表したい。 在庫は潤沢に用意できるのか。販売方法は。 アップルが世界的に製品を用意することになるので,潤沢ではない可能性がある。発売直後はお待たせするかもしれない

    世界観が素晴らしい――ソフトバンク孫社長がiPhoneの魅力を熱弁
  • Appleがエレクトロニクス分野で最下位,米非営利団体の地球温暖化対策ランキング

    非営利団体のClimate Countsは米国時間2008年5月8日,大手企業56社の地球温暖化防止への取り組みを評価したランキングを発表した。それによるとエレクトロニクス関連企業で高い評価を得たのは,米IBM(77点),キヤノン(74点),東芝(70点),米Hewlett-Packard(68点),ソニー(68点)など。同業種で最も評価が低かったのは11点の米Appleだった。 ランキングは,企業の二酸化炭素排出量の測定実施の有無,地球温暖化への取り組み状況およびその情報開示,環境関連法案の支持/不支持といった基準に従って,企業を100点満点で評価した。評価対象企業の業種は,アパレルやエレクトロニクス,ファストフードなど多岐にわっている。 インターネット/ソフトウエア分野で最も高い評価を得たのは米Google(55点)で,米Microsoft(38点)や米Yahoo!(37点)がこれに続

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  • 第13回 Webページで読みやすいテキストとは:ITpro

    今回のポイント 1行あたりの文字数の目安 1段落の文字数の目安 段落に含む文字数 行間調整の考え方 字間調整を使ったロゴ風味見出し 日語というのはもともと縦書き文化です。文字も筆で縦書きしていくときに書きやすいように作られています。現在PC画面上で見るフォントは,活字印刷物のフォントとは違い,横書きで読みやすいようにもともとの字体から若干形を変えられています。それでも起源である縦書きの形を完全に壊すことができないので,やはり横書きでは読みづらいようになっています。 日人が苦痛を感じることなく読める横書き1行あたりの字数は20字+α程度だと言われています。意識して雑誌などを見るとたいていが!)25文字から28文字程度です。用紙,つまりのサイズがA4を超えるような大判になると,1ページを左右2段組に分けて25~28字程度に調整されています。 一方,縦書きの場合には識別許容量はグンと増加し

    第13回 Webページで読みやすいテキストとは:ITpro
  • 利用率7割のWEPは「1分」で破られる:ITpro

    職場,自宅を問わず根付きつつある無線LAN。ただ,そのセキュリティに関しては,ユーザーの意識は意外に高くない。今回では,最も広くユーザーに利用されている無線LANの暗号化技術がどの程度弱いものかを確認しつつ,より安全な無線LANの使い方を改めて解説しよう。 IEEE 802.11a/b/gの無線LANには3種類のセキュリティ規格がある。WEP(wired equivalent privacy),WPA(Wi-Fi protected access),WPA2である。データを暗号化することで盗聴から保護し,有線メディアと同等のセキュリティを確保することが目的である。 ただ,2007年末に都内某所で調べたところ,受信できる無線LANの電波のうち,暗号化されていないものが16%,WEPでの暗号化が69%存在し,いまだにWEPが広く使われていることを再認識することになった。WPA/WPA2という最

    利用率7割のWEPは「1分」で破られる:ITpro
  • iPhoneの衝撃

    ITジャーナリスト。1980年ごろからアップル社の動向に関心を抱き,1990年から格的な取材活動を始め,その技術的取り組みやモノづくりの姿勢,経営,コミュニティづくりなど,多方面にわたって取材を続けてきた。Mac雑誌2誌のアドバイザーを経て,現在は日国内に加えて米国,フランス,韓国などの海外メディアにも記事を提供している。アップル以外では,グーグルをはじめとする検索市場の動向,ブログやSNSの動向についても2001年ごろから記事を書いている。主な著書に『アップル・コンフィデンシャル 上下巻』(アスペクト刊/共著),『ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログマーケティング』(日経BP社/共著),『mixiの』(アスペクト刊/共著)などがある。

    iPhoneの衝撃
  • 第3回 iPhoneを生んだアップルのグランドデザイン

    著者:林 信行=ITジャーナリスト iPhoneは発売開始からたった2カ月で100万台が売れるほどの人気を集め,世界中の携帯電話会社がデータ通信サービスの定額制や上納金を払ってでもiPhoneに対応したいとラブコールを送る。なぜアップルが,これほどユニークで魅力ある端末を作れたのだろうか。 後発のメリットを最大限に生かす よく言われるのは,「アップルは過去のしがらみを持たずに,白紙状態からスタートしたから画期的な製品を作れたのだ」ということ。これは紛れもない事実だ。 携帯電話の端末メーカーとしては,アップルはかなり後発。ライバルよりもはるかに遅れて参入したアップルは,競合他社がどんな問題を抱えているか,携帯電話市場がどうなっているのかをじっくり観察できた。また,アップルは既存製品との互換性の維持を考える必要がないので,最新のハードウエアとソフトウエア・アーキテクチャを採用し,市場参入の出発

    第3回 iPhoneを生んだアップルのグランドデザイン