コンビニエンスストア大手のローソン(東京)は11日、セーブオン(前橋市)の長野県内のコンビニ事業を引き継ぐと発表した。主に東信地方で展開するセーブオンの県内の全27店舗を7月以降、順次ローソンに転換。ローソンは県内で148店(4月末時点)を運営しており、175店に拡大してブランド力の強化や店舗運営の効率化を進める。 現在セーブオンが県内で展開する店舗は、上田市、小諸市、佐久市、千曲市、東御市、北佐久郡軽井沢町、同郡御代田町、埴科郡坂城町の5市3町にある=イラスト。セーブオンは12日にもローソンと契約を結び、27店の事業を譲渡する。譲渡額は明らかにしていない。 27店の大半はフランチャイズ経営で、各店の事業主は今後、新たにローソンとフランチャイズ契約を結び、6月にローソン店舗への切り替え工事を始める予定という。 セーブオンは4月末時点で計608店を展開。群馬(180店)、埼玉(87店)