セキュリティ・キャンプ全国大会2016 集中講義
apache や nginx の設定をしたことがあれば以下の様な行を見たことがある人も多いのではないでしょうか。(※ 下記は nginx の設定。apache の場合は SSLCipherSuite です。) ssl_ciphers AES128-SHA:AES256-SHA:RC4-SHA:DES-CBC3-SHA:RC4-MD5; これが暗号スイートを指定している箇所です。そしてこの部分、わけのわからない文字列の羅列なのですごく取っつきにくくて何を指定したらいいかわからないので、コピペしてしまう人も多いんじゃないでしょうか。かくいう私も数年前に趣味で TLS 対応の Web サービスを作った時はコピペで済ませていました。この暗号スイートは、以下のような OpenSSL のコマンドを使って対応している一覧を見ることができます。 $ openssl ciphers -v AES128-SH
全世界で5億人以上が利用しているメッセージ・アプリ「LINE」に深刻なセキュリティ脆弱性が存在していたことが判った。この脆弱性を悪意ある攻撃者に突かれると、利用者のスマートフォンに保存されているLINE内のトーク履歴や写真、友達リストなどを外部から不正に抜き出されたり、改竄される恐れがある。LINEは3月4日に、この脆弱性を修正したバージョンを緊急リリースしている。利用者は自身のアプリが最新版にアップデートされているかどうかを至急確認したほうがいいだろう。 この脆弱性はサイバーセキュリティ・ラボのスプラウト(本記事掲載の『サイバーインシデント・レポート』発行元)が発見し、1月30日にソフトウェア等の脆弱性情報を取り扱うIPA(独立行政法人情報処理推進機構)に報告したものだ。IPAから2月2日に脆弱性の通知を受けたLINEは、2月12日に脆弱性の一部についてサーバー側で対策。3月4日のアップ
先日「サーバーのセキュリティ設定がなにすればいいかわからない」と相談をうけまして。 自分も初心者の時どこまでやればいいかわからず手当たりしだいにやって沼に入っていたのを思い出しながら自鯖構築したときのメモを元にまとめてみました。 注意 セキュリティ対策は用途や場合などによって違います。 自分で理解したうえで自己責任でおねがいします。 対象読者 Linuxのサーバーを建て慣れていない人 Linuxはある程度さわれる人(自分でパッケージを入れたり、サービスを止めたりできる) ラインナップ ☆は導入の重要度と導入の容易さから個人的偏見からつけた値です。 4つ以上が"最低限やること"だと思ってください。 sshd
3月5日に開かれた片山祐輔氏の第2回公判では、検察側が請求し、弁護側が同意した証拠の要旨告知の後、警視庁捜査支援分析センターでパソコンの解析を担当している生駒順一警部が最初の検察側証人として出廷した。 最初の証人は、警察内でのPC解析の専門家捜査支援分析センターは、2009年4月に発足した、犯罪捜査に必要な情報の分析を行う部署。パソコンの解析や防犯ビデオを鮮明に画像解析したり、過去の犯罪データを使った類似犯罪の手口分析や犯人像を導き出すプロファイリングなどを行う。 生駒警部はかつては民間企業でソフトウエア開発を行い、2001年に警視庁に採用された、という。警視庁では、通常の警察官の他に、専門的な知識や技術を必要とする犯罪捜査に携わる特別捜査官を採用している。その経験に応じて、任官時の階級は財務捜査官(会計士や税理士の経験者)は警部補以上、コンピュータ犯罪捜査官(IT技術者などの経験者)は巡
The document discusses Amazon FSx for Lustre, a fully managed file system for high-performance computing workloads. It provides fast parallel access to data stored in Amazon S3. The presentation covers how FSx for Lustre delivers scalable throughput and IOPS using Lustre and SSDs. It also discusses how FSx for Lustre can be used to access data stored in S3 for compute workloads run on EC2, with da
不正ログイン防止のため、パスワードと登録情報のご確認をお願いします 弊社自身の調査により、はてなのサービスに対して外部から不正なログインが行われた可能性があることが判明しました。 ただし、弊社サーバーへの侵入によるアカウント情報の流出や、パスワードを機械的に推測してログインを試行するといった不審な行動は確認されておらず、他社サービスから流出または不正取得されたアカウント情報(IDとパスワードの組み合わせ)を流用された可能性が高いと考えています。 そこで、他社サービスと同一のID(メールアドレスまたはユーザー名)およびパスワードを使用しているユーザー様は、安全のため登録メールアドレスがご自身のものであるかを確認の上、早急にパスワードを変更してください。 それ以外のユーザー様も、下記にあるように登録情報等をご確認の上、より安全なパスワードと、正しく有効なメールアドレスを設定いただけるようお願い
ひろしまさん (廣島さん) は、これまでたった 1 文字の Twitter アカウント @N を持っていました。 何故「持っていました」と、過去形なのかというと、どうやら先日、巧妙な罠に、本人ではなく 2 社の有名 IT 関連企業がハメられたことによって、ひろしまさんの稀少なそのアカウントが第三者によって盗まれてしまったそうなのです。 2014/02/26 追記: 記事掲載時点では「持っていました」と過去形で表現していますが、ひろしまさん本人によるツイートで、2014/02/25 の昼過ぎ (日本時間 2014/02/26 の早朝) に、この事件によって盗まれてしまったアカウント @N がようやく取り戻されたことがわかりました。 Order has been restored. — Naoki Hiroshima (@N) February 25, 2014 解決まで一ヶ月以上という相当な
私が制御システムに根こそぎ侵入した方法 2014年01月20日15:15 ツイート daiki_fukumori オフィシャルコメント by:福森 大喜 昨年も紹介したS4という制御システムに関するカンファレンスで、今年はICS Villageという新しい企画(公式サイト)がありました。制御システム用の機器を用意し、みんなで攻撃してみるというイベントです。 会場では、4つのセグメント(コーポレートゾーン、DMZ、制御センターゾーン、フィールドゾーン)からなるネットワークが構築され、参加者は無線を使ってコーポレートゾーンに接続できるようになっていました。 攻撃の最終目的はフィールドゾーンにアクセスし、フィールド機器(多くはPLCと呼ばれる機器)の制御を乗っ取ることですが、各セグメントの間にはファイアウォールがありますので簡単にはフィールドゾーンにたどり着くことすらできません。運営側に確認し
背景 自前のサービスでhttps通信をサポートするには、SSL証明書が必要になります。 自分で使用するだけなら、SSL証明書も自前で作成するいわゆるオレオレ証明書を用いても良いのですが、外部に公開するサービスの場合そうとも行きません。 SSL証明書というと値段が高い印象がありましたが、StartSSLというサービスで無料でSSL証明書の発行を受けられると言うことで試してみました。 StartSSLにユーザー登録する 証明書の発行を行う前に、StartSSLにユーザー登録する必要があります。 StartSSLから、"StartSSL Free (Class1)"を選択します。 Certificate Control Panelを選択。 Sign-upに進みます。 名前、住所、メールアドレスなど 個人情報の登録を行います。 登録したメールアドレスに本人確認のメールが届くので、受信したメールのa
寺田さんのブログエントリ「他人のCookieを操作する」には、通信路上の攻撃者がいる場合は、SSLを使っても、Cookieの盗聴を防ぐことはできるが、Cookieの改変を防ぐことはできないと指摘されています。いかにも寺田さんらしい簡にして要を得たエントリで、これに付け加えることはあまりないのですが、残念ながらまだ読んでいない人が多そうだと言うことと、より広い読者に向けて具体的に説明した方がよいだろうと考えました。 そこで、通信路上に攻撃者がいる典型例として、公衆無線LANの偽AP(アクセスポイント)があるケースを題材として、「HTTPSを使ってもCookieの改変は防げない」ことを説明します(Secure属性使うと盗聴は防げますが、改変は防げません)。長いエントリなので結論を先に書いておきます。 Secure属性がないCookieはHTTPSでも盗聴できる Cookieの改変についてはSe
既に報道されているように、ロリポップ!レンタルサーバーに対する改ざん攻撃により、被害を受けたユーザー数は8428件にのぼるということです。ここまで影響が大きくなった原因は、報道によると、(1)「WordPressのプラグインやテーマの脆弱性を利用」し、不正なファイルがアップロードされた、(2)パーミッション設定の不備を悪用されて被害が拡大した、ということのようです。 29日夜の時点では、攻撃者の改ざん手法について「WordPressのプラグインやテーマの脆弱性を利用」し、不正なファイルがアップロードされて「wp-config.phpの」の設定情報が抜き出されたと説明していたが、30日午後7時過ぎの説明で、この脆弱性が侵入経路となって同社のパーミッション設定の不備を悪用されたことが原因だったことを明らかにした。 「ロリポップ」のWordPressサイト改ざん被害、原因はパーミッション設定不備
拝啓、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のご高配を賜り、あつくお礼申し上げます。さて、さっそくですが、表題の件についてお願いがあり、ご連絡差し上げました。 私は東京都品川区在住の貴社サービスの一ユーザーです。Yahoo! IDの登録が2001年3月、Yahoo!プレミアムは2003年 2月からですので、十年来のユーザーと言うことになり、現在はヤフオクやYahoo! Boxを利用しております。どうぞ、お見知りおきのほど、よろしくお願いいたします。 さて、ご連絡差し上げたのは、表題に述べたように「秘密の質問と回答」に関する要望です。と言いますのは、報道などで「秘密の質問と回答」が漏洩したことを知ったからです。 ヤフーは23日、今月16日に不正アクセスで流出した「ヤフージャパン」のID2200万件のうち、約149万件についてはパスワードと、パスワード変更のために使う「秘密の
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