今のところ英語の本だけなんだけど、僕が電子書籍をフツーに読むようになってから、強く思うようになったことが1つある。確信するようになったことがある。それは、電子書籍のほうが紙の本よりも値段が高くていい、高くても電子書籍は売れるんだ、ということだ。 これは自分自身がそうだった。米AmazonでA Crowd of One, The Futere of Individual Identityという本を買おうとしたときのことだ。2007年の本なので、値段が少し安くなっているようで、もともとハードカバーが25ドルで売られていたのが今は10ドルに値下げされていた(注:米国には「本の価格を一定にしないと文化の多様性が損なわれる」というような考えをベースにした法律がないので、古い本は値段が下がる)。ところが電子書籍のほうは15ドルだった。紙の本が電子書籍の3分の2の価格だったわけだ。 なのに僕は迷わず電子
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