NHK紅白歌合戦の出場歌手50組が26日の発表された。常連だった小林幸子とともに昨年は「東方神起」「KARA」「少女時代」が出場したK―POP勢も姿を消した。 NHKエンターテインメント番組部の古谷太郎部長(53)は、竹島問題が選考に影響したかについては「世論や今年の活躍ぶりなどを総合的に判断した結果。私のなかで(領土問題は)原因でないと思っている」と語るも、どこか歯切れが悪い。 関係者は「いまだ火種がくすぶるなかで、下手に韓国歌手を出したら、局にクレームが殺到することは確実。そうなれば受信料の不払いにもつながりかねない」と説明。NHKとして“自衛本能”が働いたと指摘する。 韓国でもこの日の会見の模様は速報された。領土問題を理由に冷ややかな声も上がる一方で、K―POPが昨年以上の盛り上がりを見せたため、今年は昨年の3組に加え「BIGBANG」や「2PM」らの出場を有力視する報道もあった。