44歳の若さでヤフーの社長に就任。その後、まったく畑違いの東京都の副知事に転身した宮坂学さん。庁舎にWi-Fiはなく、情報のやりとりはファックスで…。都庁のデジタル化の遅れに戸惑いながら、どうリーダーシップを発揮してきたのか聞きました。 (聞き手 小野口愛梨 佐藤巴南 黒田光太郎) 都庁は20年前の時代?
44歳の若さでヤフーの社長に就任。その後、まったく畑違いの東京都の副知事に転身した宮坂学さん。庁舎にWi-Fiはなく、情報のやりとりはファックスで…。都庁のデジタル化の遅れに戸惑いながら、どうリーダーシップを発揮してきたのか聞きました。 (聞き手 小野口愛梨 佐藤巴南 黒田光太郎) 都庁は20年前の時代?
新型コロナの感染拡大で収容人数が制限されていたライブハウスについて、観客が声を出す時間を限定するなどの条件で会場の収容率を100%とすることを認めるガイドラインを業界団体がまとめたことがわかりました。 ライブハウスをめぐっては、おととし、大阪市内で新型コロナの感染者の集団=クラスターが発生するなどして、いわゆる「3密」の条件がそろいやすい場所として指摘されました。 3つの業界団体は国や専門家の協力を得て、おととし6月以降、感染対策のガイドラインの改訂を重ね、収容人数を制限したり、マスク着用で声を出さないよう観客に求めたりしてライブを継続してきました。 そして、14日、ワクチンの接種が進み、感染者が一時期に比べて減っていることなどを踏まえ、観客が声を出すことができる条件を定めて、会場の収容率を100%とすることを認めるガイドラインを新たにまとめました。 具体的な条件としてマスクの着用や換気な
多彩なジャンルを融合させたサウンドで人気のバンド、サカナクション。ボーカルとギターを担当している山口一郎さんは、コロナ禍を経て、これからの音楽はさらに進化していくと考えています。山口さんが、いま時代をどう見つめ、どんな音楽表現を生み出そうとしているのか、インタビューしました。 (聞き手・小西政親アナウンサー、取材・杉浦友紀アナウンサー) インタビューを行ったのは、山口さんの自宅。山口さんの音楽が生み出されるだけでなく、SNSの生配信やオンラインライブも行ってきた、まさに活動拠点となっている場所です。 (小西) 山口さんにとってはのいちばんのプライベートな空間。抵抗はないですか? (山口) こういうふうに取材したり、使うってことですか?それに対して嫌だなと思うことはないですけど、やはり、どっかミュージシャンって手が届かないとこにいるべきだとか、どんなものが好きで、ふだんどんな生活しているかっ
IT大手、アマゾンの子会社のAWS=アマゾンウェブサービスで、企業向けのデータ管理のサービスに一時、障害が起きました。 障害はすでに復旧したということですが、銀行や携帯電話会社など、広い範囲で影響が確認されました。 アマゾンの子会社のアマゾンウェブサービスによりますと「クラウド」と呼ばれる外部のサーバー上で企業向けのデータなどを管理するサービスに、2日午前7時半ごろから障害が起きました。 ネットワークの接続機器の故障が原因で、復旧作業の結果、障害発生からおよそ6時間後の午後1時42分に復旧したということです。 このサービスを利用しているのは数十万規模に上るということで、影響は銀行や携帯電話会社など、広い範囲に及びました。 これまでに、 ▽スマートフォンで住所変更などを行う三菱UFJ銀行のアプリや、 ▽みずほ銀行のネットバンキングのアプリのほか、 ▽SBI証券など、ネット証券各社のサイトの一
今月、千葉市で開催される音楽フェスティバル「スーパーソニック」について、感染状況を踏まえ千葉市が主催者側に延期するよう要望したことが分かりました。 「スーパーソニック」は「サマソニ」の愛称で知られる音楽フェスティバル「サマーソニック」の名称をことしだけ変更したもので、今月18日と19日の2日間、千葉市の「ZOZOマリンスタジアム」で開催される予定です。 主催者は同じ日程の大阪公演について、来日する出演者の日程調整が難しくなったとして中止を発表しましたが、千葉の公演については間隔を空けて座席を設定し従来より規模を縮小して開催するとしています。 これについて千葉市が8月30日、主催者から説明を受けたうえで現在の感染状況を踏まえ「県内外から多くの人が訪れ感染拡大のリスクがある」として、開催を延期するよう要望を伝えたことが市の関係者への取材で分かりました。 主催する「クリエイティブマンプロダクショ
国内最大級のロックの祭典「フジロックフェスティバル」 新型コロナの影響で、2年ぶりの開催となりました。 アーティストは、出演するか、取りやめるか。 観客も、現地に行くか、オンライン配信で見るか。 対応は分かれました。 新型コロナの感染が確認されてから1年半。 “分断”を生まないために、何が必要なのでしょうか。 (ネットワーク報道部 吉永なつみ 田隈佑紀 大阪拠点放送局 甲木智和)
新型コロナウイルスに感染して入院した人のうち、感染経路が不明とされた人に対し、国立国際医療研究センターのグループが詳しく聞き取ったところ、多くが複数で会食するなど、感染リスクが高い行動を取っていたことが分かりました。 国立国際医療研究センターの森岡慎一郎医師らのグループは、ことし6月末までのおよそ1か月間に、新型コロナに感染して入院した20歳以上の患者のうち、感染経路が不明とされた22人に、発症前2週間の行動の詳しい聞き取りを行いました。 その結果、およそ3分の2の14人は、友人など複数での会食や、大人数での誕生会、それにマスクなしで室内での音楽ライブに参加など、感染リスクが高い行動を取っていたことが分かりました。 またマスクを着けずに、仕事のあとで職場で会話していたケースもありました。 こうした行動を取ったことについて聞いたところ、「外食が感染のリスクだとは知らなかった」とか、「職場では
「パンデミック」に「クラスター」、「ソーシャルディスタンス」。 この1年余り、コロナをきっかけにカタカナが次々と登場しました。 いざワクチンが完成し、WEBで接種の予約をしようと思ったら、今度は「ログイン」「アカウント」というカタカナにお年寄りたちは困惑気味。 カタカナのパイオニアのこの人に聞いてみたら・・・。 「ちょっとアイドントアンダースタンドですね」 みなさんはカタカナ語と“トゥギャザー”してますか? (ネットワーク報道部 記者 吉永なつみ 鈴木有 杉本宙矢) 【目次】 ▽ワクチン予約のカタカナ語が分からない! ▽リコンファメーションメールって? ▽ルー大柴さんに聞く 伝え方の極意 ▽国語辞典編纂者はどう思う? ▽コロナ禍の主なカタカナ用語集 「“ログイン”っていったい何?全然わからないから教えて」 横浜市の実家にいる79歳の母親から、群馬県に住む娘のナオコさんに泣きの電話が入りまし
昭和を代表する歌手であり俳優の“永遠の若大将”加山雄三さん。芸能生活60年の節目となった去年、ある苦難に直面しました。 8月に小脳出血で倒れたあと、後遺症でうまく話すことができなくなったのです。大好きな歌が歌えなくなるかもしれない。83年の人生の中でも最大の危機でした。 それでも、およそ半年間のリハビリを経て、今月復活を遂げた若大将。さらに最先端のAI技術で作成した自身の合成音声を、ふるさと・茅ヶ崎市の町なかに流すプロジェクトも始まりました。 何歳になっても前だけを見て進み続ける、その原動力はなんなのか。孫ほども年が離れた平成生まれの記者が聞いてきました。 (横浜放送局記者 山田友明) 加山雄三さん、83歳。慶応大学法学部を卒業後、映画の世界へ入りスターに。歌手としても大ヒットを連発し、ヨットも設計すれば絵もうまい。 80歳を過ぎてフジロックフェステイバルに出演するなど時代を超えて“かっこ
130年余り前の明治時代に日本の迎賓館として開業した「帝国ホテル東京」は、施設が老朽化したため今後15年かけて全面的に建て替えられることになりました。 発表によりますと、東京・千代田区にある帝国ホテル東京の運営会社は、「本館」と貸しオフィスなども入る「タワー館」を、三井不動産と共同で最大で2500億円かけて建て替えます。 帝国ホテルは、明治23年に日本の迎賓館として開業し、130年を超える歴史を持つ日本を代表するホテルで、2代目の本館には、喜劇王のチャップリンやハリウッドスターのマリリン モンローなどの著名人が宿泊しました。 3代目となる現在の本館も完成から50年を迎えるなど、施設の老朽化が進んだため、建て替えを決めたということです。 まず「タワー館」の建て替えを2024年度から始め、2030年度に再オープンし、つづいて、その翌年度の2031年度から「本館」の建て替えを始め、2036年度に
新型コロナウイルス対策で、菅総理大臣は東京慈恵会医科大学の教授と面会し、医療人材や病床を確保するための方策をめぐって意見を交わしました。 菅総理大臣は16日午後、総理大臣公邸で、東京慈恵会医科大学で対コロナ院長特別補佐を務める大木隆生教授とおよそ1時間面会し、新型コロナウイルス対策をめぐって意見を交わしました。 このあと大木教授は記者団に対し、医療人材や病床を確保するためには、医療機関に十分な財政支援を行い、対応に当たる医師や看護師などの処遇を大幅に向上させるべきだと伝えたことを明らかにしました。 そのうえで「医療崩壊ということばが盛んに言われているが、97%、96%のベッドがコロナに使われず、一般の医療に使われており、余力が日本にはある。民間病院が、商売として『コロナをやりたい』と思うぐらいのインセンティブをつければ、日本の医療体制は瞬く間に強化される。菅総理大臣は『久しぶりに明るい話を
作家の三島由紀夫が、自衛隊駐屯地の一角を占拠してクーデターを呼びかけ、その後、自ら命を絶った事件から、25日で50年です。 自衛隊を治安出動させ、政府に憲法改正を認めさせようとした三島。事件の3年前、三島と接触を重ねていた、ある自衛官がいました。 のちに陸上自衛隊のトップ・陸上幕僚長を務めた冨澤暉さんです。 三島とどんなやり取りがあったのか、話を聞きました。 (聞き手:政経・国際番組部 宮川徹志 社会部 南井遼太郎) (記者) 三島由紀夫と出会ったのは、何がきっかけだったのでしょうか。 (冨澤さん) その前に、きょう、ちょうどここに持ってきたものがあります。僕が三島に会った証拠品っていうのはないんだけれども、三島の書簡集というのがあるんですよ。 ここにね、昭和42年5月11日の封書が義理の父の藤原岩市のところに来ているんですよ。 ここに何が書いてあるかというと「前略その後御無沙汰してをりま
見ず知らずの人から突然、ダイレクトメールが送られてきた。 誰にも教えていないのに、他人に自分の住所を知られていた…。 こんな経験、ありませんか? ひょっとしたら、その裏には「特定屋」がいるかもしれません。 「特定屋」とは、SNSに投稿された画像などをもとに第三者の個人情報を割り出す人たちのこと。依頼者に情報を提供し、見返りとして報酬を受け取るケースも多いとされています。私たちは今回、その実態を徹底取材。見えてきたのは、彼らの意外な素顔と、そこに潜む“危うさ”でした。(社会部記者 安藤文音 江田剛章 徳田隼一)
昭和から平成にかけてヒット曲を連発し、“歌謡曲の神様”とも呼ばれた作曲家の筒美京平さんが先月亡くなった。「また逢う日まで」「魅せられて」「木綿のハンカチーフ」。1度聴いたら耳から離れない、思わず口ずさんでしまう名曲の数々。送り出した曲は2700曲以上。シングル曲の売り上げは、歴代最多の7560万枚。現在のJーPOPにつながる日本の歌謡曲の歴史を作り上げた天才作曲家の創作の秘密とは。その知られざる素顔を追った。 (科学文化部 記者 加川直央・NHKスペシャル取材班) 作曲家としてのシングル曲の売り上げ、7560万枚。 これは小室哲哉さんや桑田佳祐さんを抑えて、歴代最多の記録だ。 筒美京平さんは、文字どおり「最も売れた作曲家」だった。 その筒美さんが、生前、常に口にしていたのは「ヒットする曲、売れる曲を作る」ということだった。 一方で、メディアにもほとんど顔を出すことはなく、職業作曲家として黒
「ドコモ口座」を通じた預貯金の不正な引き出し問題に関連して、高市総務大臣はゆうちょ銀行が提携する電子決済サービスのうち、「ドコモ口座」以外にも5つのサービスですでに被害が確認されているとして、不審な出金がないか口座を確認するよう呼びかけました。 これに関連して高市総務大臣は閣議のあとの記者会見で「ゆうちょ銀行が提携している即時振り替えサービス12社のうち、すでに6社で被害が生じている」と述べ、ゆうちょ銀行ではドコモ口座以外にも5つのサービスで、不正な引き出しの被害が確認されていることを明らかにしました。 このうち、ドコモ口座を含む2つのサービスは新規登録やチャージを停止したものの、残る4つはサービスを継続しているということです。 そのうえで高市総務大臣は、ドコモ口座だけでなくほかのサービスを通じた不審な出金がないか口座を確認するよう呼びかけました。 これについて、ゆうちょ銀行は「提携してい
大阪府は、殺菌効果のあるうがい薬でうがいをすると唾液のなかの新型コロナウイルスが減り、人にうつしにくくなる可能性があるとして、本格的な研究を進めることを明らかにしました。 これは、4日、大阪府の吉村知事らが記者会見で明らかにしました。 このなかで吉村知事は、「うそみたいなほんとの話をするが、うがい薬でうがいをすると新型コロナウイルスの陽性者が減っていくのではないかという研究結果が出た」と述べました。 それによりますと、ことし6月から先月にかけて宿泊施設で療養していた軽症や無症状の患者、40人余りを対象に、殺菌効果のあるポビドンヨードが含まれたうがい薬で、1日に4回、うがいをしてもらったところ、そのほかの患者よりも唾液の中のウイルスが減ったということです。 具体的には、うがいをした患者は4日目に唾液のPCR検査の陽性率が9%ほどになったのに対し、うがいをしなかった患者は陽性率が40%だったと
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