OTOTOYが高音質音楽配信をスタートさせたのが2009年の8月。ようやく一年が過ぎただけなのに、今や、24bit/48kHzや24bit/96kHzでの音楽配信は当たり前のものになってきました。もともと、レコーディング・スタジオではずっと以前から、24bit/48kHzなどの高いレートでのオーディオを扱っていたのに、CDにする時にわざわざ16bit/44.1kHzという低いレートの、窮屈な世界に音を押し込めていたのです。そういう意味では、OTOTOYがHQDと呼んでいる24bit/48kHzや24bit/96kHzのWAVファイルでの音楽配信は、特別に高音質なものではありません、レコーディング・スタジオでミュージシャン達が普通に聞いている良い音をそのまま届ける。ただ、それだけのことと言ってもいいのです。 ところで、みなさんはSACD(Super Audio CD)というディスクがあること