マーケティングの観点から言うと、マルチコアプロセッサは販売しやすい製品だ。頭脳が2つある方が1つよりも良い。また、4つある方が2つよりも良い。これは分かりやすい。 課題は、あらゆるコンピュータソフトウェアが多くの頭脳を搭載したコンピュータではなくて、これまで以上に高速な頭脳を活用するように設計されてきたことだ。これはデスクトップコンピュータとモバイルコンピュータにおいて特に課題となっている。サーバやスーパーコンピュータの分野では、パラレルコンピューティングはしばらく前から一般的になっている。 PCの世界では、Mooreの法則によって1つのチップに何十個または何百個の処理装置(コア)を搭載するようにチップの世界が急速に変わっていくかもしれないことから、ソフトウェアメーカーは先を争って新しい考え方を見つけようとしている。Microsoftは米国時間1月18日、こうしたマルチコアプロセッサに対応
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