「これからはYahoo!がライバルです。」という文言が一際目を引く、@niftyの広告が展開されたのが今年の夏。 Yahoo!か@niftyかという選択を見るものに迫る、強烈なクリエイティブだった。 ここで注目したいのが、同じくISPの大手、BIGLOBEやOCNではなく、あくまでもYahoo!を意識しているという点だ。これは、強みを持っている「通信」ではなく、挑戦者の立場である「ポータル」という土俵で勝負を仕掛けていくという、決意表明なのだろう。 @niftyだけではない。今、ISPの在り方が変わってきている。単純なインターネット接続サービスからの脱却を狙い、各社それぞれの戦略の元、サービスの幅を広げている。 ここでは、各社が最も力を入れているポータルサイトという軸で、戦略の片鱗を見ていきたい。 NECビッグローブが運営するインターネットサービスプロバイダー。2006年7月に日本電気の一
![ポータルという戦場に臨むISP--5社それぞれの特徴と戦略まとめ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/22b9ad9f319866b94803f9b732119ccfa0a13e83/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F13%2Fd648d79ee7088e7ed7256941450bdb9a%2Fstory_media%2F20344427%2Fwebreport_184x138.jpg)