千葉県の森田健作知事は22日の臨時県議会で、就任後初めての所信表明を行い、「大切な税金を県民に還元すべく無駄な公共事業を排し、利権政治とは一切決別する」などと述べた。自らが自民党の支部長を務めながら選挙戦で「完全無所属」を掲げた問題などについては直接、言及しなかった。 このほか、森田知事は「千葉の宝を見つめ直し、千葉のブランド力を高めていく」と、県産の農産物や観光資源をトップセールスでアピールしていく考えを強調。知事選で公約に掲げた東京湾アクアライン通行料の値下げや成田・羽田空港間のリニアモーターカーの実現に改めて意欲を示した。 【関連ニュース】 ・ 完全無所属「問題ない」=公選法違反の告発受け ・ 森田知事を公選法違反で告発=「完全無所属」は不当 ・ アクアライン値下げへ協力要請=森田千葉知事が国交相に ・ ヘルシーご当地弁当に舌鼓=森田千葉県知事 ・ 千葉の勝利、過大評