監督・脚本:阪本順治 原作:梁石日 「金を払って何を話せる?」「現実だ」 ようやく見た(@109シネマズ木場)。 この映画が公開されてかなり経ってからの鑑賞ということで、かなり感想が出そろっているなかで、ひとつ、面白い反響が「これは在日韓国人(原作者:梁石日氏)のデマ映画だ」と言おうとする流れだ。なんか「はあ?」と思っていくつか読んだのだけれど、割とそういうことを平気で言える人間がいて、面白いな、と思う。この映画はもちろんフィクションなわけだが、こういう実態そのものが「作り物」でそれに関わる日本人なんかいるわけない・・・というわけだ。ため息が出た。 つまるところ、この映画の扱う題材が、この幼児性愛売春に連なる臓器売買のシステムに日本も無関係ではありませんよ、という流れにしたことで、そういう「日本人を悪く言うヤツは捏造野郎だ」と決めつけないと耐えられない、心と頭の弱い人たちがこの世には厳然と
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