コロンビア・ボゴタの国際空港で見つかったコカイン製のトロフィー=AP 【サンパウロ=平山亜理】コロンビアの麻薬取り締まり当局は3日、コカイン製のサッカー・ワールドカップ(W杯)の優勝トロフィーのレプリカが見つかったと発表した。AP通信によると、トロフィーは高さ36センチで、金色に塗装され、ドイツやアルゼンチンなど様々な国のW杯のユニホームと一緒に箱に入っていたという。 首都ボゴタの国際空港で2日、麻薬取締官が郵便物をチェックしていたところ、発見した。金色の塗装をこすると、すぐにはげたため、研究所で成分を調べたところ、11キロちょうどのコカインにガソリンのようなものを混ぜて固めていた。 箱の発送者の名前は架空の人物で、スペインのマドリードに送られる予定だった。 同空港では今年になって、1トン以上のコカインが押収されている。 ワールドカップ特集