この連載では、「チャットワーク」というチーム向けのタスク管理サービスを紹介しました(参照記事)。このサービスは大変シンプルで、ファイル送信もタスク登録も連絡も何もかも時系列に沿ったかたちで一元化されるところが最大の魅力です。 しかし、同時にそれが欠点にもなり得ます。例えば特定のメンバーがどんどん対話したり、次々にファイルを添付したりすると、どこに何があったのかが非常に分かりにくくなるのです。情報が追加される速度が速いほど、古い情報にはたどりつけません。 そこで検索するわけですが、なぜか目当ての情報を見つけられないことはありませんか? それがなぜ発生するのかといえば、検索は記憶に依存するからです。「こんな言葉があったはずだ」といった記憶を手掛かりに検索しても、その前提となる記憶が間違っていれば見つかりませんよね。 この問題は「何でも一元化する」サービスで起こりやすい問題です。逆に、きちんと情