【上海時事】サッカー前日本代表監督の岡田武史氏が率いる中国リーグ、杭州緑城は9日、東日本大震災発生1年に当たる11日に地元の浙江省杭州市で行う開幕戦で計画していた黙とうを取りやめたことを明らかにした。 南京事件を否定した河村たかし名古屋市長の発言に対する中国国内の反発が背景にあり、杭州緑城幹部は9日「(リーグを運営する)協会から一度は許可を得たが、市長発言後『こういう時期にどうか』という意見が出た」と、中止の理由を説明した。 黙とうは岡田監督の提案を基に、杭州緑城が協会と交渉。試合開始直前に行う予定だった。 (了) 【関連記事】 【特集】サッカー欧州選手権・激闘の歴史 【特集】各国歴代最強イレブン〜ペレ、マラドーナ、ベッケンバウアー、クライフ〜 〔写真特集〕目指せロンドン五輪、サッカーU-23日本代表 〔写真特集〕欧州のサムライ〜長友、香川、岡崎、本田〜 〔写真特集〕サッカ