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ブックマーク / ketto-see.txt-nifty.com (7)

  • KET SEE BLOG: 書評: 木崎伸也 「世界は日本サッカーをどう報じたか」

    そもそもなぜ、我われは「世界はどう報じたか」を気にしなければならないのだろうか? いきなりこの疑問からスタートしてみよう。書のかなり早いあたりにその答えは示される。 勝った、負けたと一喜一憂するだけに留まっていたら、日サッカーは伸びていかない。何も変わらないのである。 日サッカーは発展途上の途中で、まだ美学と呼べるようなサッカーのスタイルは残念ながら確立されていない。日のスポーツ報道にも、同じく成長していくことが求められる。 だからまだ今は、外からの視点が必要だ(43ページ) 「美学」である。 この言葉は、「はじめに」の中にも出現する。 柔道の「一で勝つ」という文化を見れば分かるように、日は勝ちにこだわると同時に、どのように勝つかという美学やスタイルにも思いを巡らせることができる国のはずだ。 ならばサッカーにも、美学を求めるべきではないか。 ここに私は、「サッカーファン」と「

  • KET SEE BLOG: re:宇都宮徹壱さんのこと

    ミカミカンタ氏が自身のBLOGで「宇都宮徹壱さんのこと」というエントリーを書かれた。これに対しTwitter上では賛否両論が出て、小さくない波紋を投げかけている。今回はこのエントリーと、そこから考えさせられたことについて書いてみたい。 ちなみに、ご存知の方もあるかもしれないが、私は宇都宮さんとやや面識がある。SoccerCastにも何度か出演いただき、勝手ながら友誼を感じさせていただいている。が、今回はあえてその部分を封印し、ここからは「宇都宮氏」として書いていきたいと思う。 さて、ミカミさんのエントリーに対する私のTwitterのTL上の反応は、「わかりにくい」というものが過半であった(この書き方には問題もあると思うが*1)。これは私にはやや意外であった。私には非常によく響き、考えさせられるものだったからだ。ただ、再読してみると、確かに全体を通して一つの主張が描き出されているとは言いにく

    tano13
    tano13 2010/08/08
    あっちこっちってよく分からん。記者だろうがサポだろうがネットの文章は等価。今の時代は何を書いたかでなく、どこに取材に行ったかで評価が決まる
  • KET SEE BLOG: おかしなおかしな規定適用

    川崎フロンターレのメンバー入れ替えに端を発した「ベストメンバー規定」に関する議論ですが、こうやって世間の関心が高まっているところに、まさにジャストミートするような問題が発生しました。 天皇杯より昇格?J2“4強”敗退(スポニチ) J2のリーグ戦で上位に位置し、昇格を争っている4チーム(東京V、札幌、仙台、京都)が、そろって天皇杯に大幅にメンバーを変えて臨み、JFLのチームや大学勢相手に敗退したのです。川崎は8人の入れ替えでしたが、この4チームは10~11人を入れ替えて戦っています。言うまでもなく彼らがこのようにしたのは、J2のリーグ戦を天皇杯よりも重視し、何よりも昇格にすべてをかけるためです。 これは、サッカー的には当然のこと、と私は思います。クラブは年間にいくつもの大会を戦いますが、その中でどれにプライオリティを置き、どれを(言葉は悪いですが)「軽視」するかは、そのクラブが自分の権限と責

  • KET SEE BLOG: Jリーグの権威のためにこそ

    カズが、川崎フロンターレに対する犬飼チェアマンの発言で始まった騒動に関して、コメントを出しています。 カズ: 選手は全員がレギュラーで、試合でどの選手を使うかは監督が決めること。いろいろな事情があって8人入れ替わっても、スポンサーやサポーターに失礼になるとは思わない。 さすがカズですね。またJリーグ選手協会のゴン中山名誉会長とも連絡を取って、選手総会で取り上げようと話したようです。これによってより突っ込んだ議論、見直しの機運が高まることを期待したいと思います。 スポンサーのために権威を守る さて、カズのコメントにもありますように、ベストメンバー規定を大から考えるに当たっては、Jリーグのスポンサーの問題についても、実は避けては通れないところだと思います。 私も詳しくはないのですが、Jリーグには、Jリーグのスポンサードをしてくださっている企業がいます。Jリーグ公式サイトの下の方にバナーが出て

    tano13
    tano13 2007/10/06
  • KET SEE BLOG: オシムへの反論

    私はオシム監督のことを現時点では支持しているし、その方針や手腕にも信頼を置いている。また、きわめて聡明な人物であるとも思っている。しかし、そういうオシム監督でも間違えることはある。100%常に正しい人というのは存在しない。私がオシム監督に絶対に賛成できない点について、今回は一つ反論しておきたいと思う。 具体的には、オシムの次の談話に関してである。 Q:昨年のワールドカップでのオーストラリア戦は衝撃的な負け方だったが、そのショックが今回の試合にどう影響するのか? (オシム監督)「1年もの長い間、ショックが続いているということの方がショックですね。そういうショックを乗り越えて生き残ってください。 その時のショックは、ショックとして感じた方がご自分自身に責任があると思った方がいい。対戦相手の情報をきちんと入手していなかったということだから。昨年も今日も情報の種類は変わりない。どんな選手がどんなク

    tano13
    tano13 2007/07/23
  • KET SEE BLOG オシムと俊輔

    Number誌671号「日サッカー2007年の設計図」のなかに、杉山茂樹氏がオシム監督にインタビューをしている記事があります。題して「あえて率直に言わせてもらう」。杉山茂樹氏といえば、例の4−2−3−1を絶賛し、フォーメーションを過剰に重視するライターさんですね。「問題は3か4かではない」というオシム監督とは相性が悪いだろうと思っていたのですが、この記事ではオシム監督と何かが上手くかみ合っているようで、なかなか興味深い記事になっているのが驚きでした。 この中でオシム監督は実に多岐にわたることを語っていますが、核心とも言える「中村俊輔選手について」も、言葉を尽くしています。一読すると、オシム日本代表に中村選手を呼んだ場合の問題点を列記してあるように取れるため、一部では「オシムは中村起用に消極的なのではないか」という推測が出はじめているようです。しかし、これは正しくない読み方だと私は思います

  • KET SEE BLOG: 川淵キャプテンは辞任すべきである

    ジーコと共に臨んだ日本代表ドイツW杯は失敗に終わった。川淵キャプテンは、責任を取って辞任すべきである。「キャプテン(会長)は代表の仕事だけを見ているわけではない。代表の成績で会長が辞任するという悪しき前例は作らない」という理屈は一見もっともだが、今回はまったくあてはまらない。 なぜならば、4年前ジーコ監督に決定する際、川淵キャプテンは独断でそれを決定しているからだ。すでにきちんとある組織的手続きを踏まずに、独断で決定したからには、その責任も一人で負うのが当然と言うべきだろう。これまでの日で最高レベルの能力、経験を持った選手たちでの、2得点7失点、2敗1分けという結果はあきらかな「失敗」である。その原因は主にジーコ監督の能力にあり、彼を独断で監督に据えた川淵キャプテンの責任はこれ以上ないほどに重いと言わなければならない。専横で行ったその決定の責任をとる手段はただ一つ、辞任でしかありえない

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