「竹島をただで韓国にあげよう」と言う日本の学生を見て【寄稿】 〈チャン・ブスンの海外事情〉「独島は紛争中」論争…外国はどう見ているのか ▲韓国最東端の領土・独島の全景。日本は竹島の領有権を主張しているが、当の日本の若者の間では、竹島に無関心な雰囲気が広がっている。/シン・ヒョンジョン記者 私は日本で日本の学生に国際関係を教えている。ある日の授業中、領土問題の話が出た。そこで一度、尋ねてみた。「君たち、『竹島』知ってるか?」。実は私は、すぐに「はい」という答えが返ってくるだろうと思った。ところが学生たちの表情は奇妙だった。相当数の学生が、辺りを見回していた。「いや、『竹島』知らないか? 韓国では『独島』といってるが」と質問を変えてみた。「『竹島』という言葉をきょう、ここで初めて聞いたという人。手を挙げてみて」。30人ほどいる受講生のうち、およそ10人が手を挙げた。驚くことに、彼らの一部は「竹