日本ベリサインは3月13日、米Verisignが中間者攻撃(Man-In-The-Middle攻撃)に関する新たな手口を発表したことを受け、エンドユーザーおよび企業向けに対策方法を公開した。 中間者攻撃とは、ユーザーを偽のウェブサイトに誘導するオンライン不正攻撃のこと。サイト訪問者を騙す手段として、フィッシングメール、不正な無線LANアクセスポイント、さらに最近ではセキュリティの低いDNSサーバを標的としたデータ改ざんなどがある。 新たな手口は、ユーザーのブラウザと本物のウェブサイトの間の通信に偽のサーバやアプリケーションを割り込ませ、プロキシのように機能させることで、ブラウザとサーバの間で送受信されるHTTP形式の重要情報を盗み出すというもの。 従来の中間者攻撃との違いは、不正なウェブサイトを信頼できるものに見せかけるために、偽の視覚的目印を表示している点にある。具体的には、SSLで暗号
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