現在は、IoT製品・システムがつながることによって、新しいサービスを創出したり、様々なデータを用いてシステムを制御する世の中へと変遷しつつあります。この状況のことをIPAでは「つながる世界」と呼んでいます。つながる世界では、様々な品質の製品が存在しており、メーカーが想定していないつながり方等により、安全上あるいはセキュリティ上の問題を引き起こす危険があります。IPAでは、安全・安心なIoT機器やシステムの開発に向けて以下の取組みを行っています。 活動1:つながる世界の品質に対する理解の深化 「つながる」システムに関わる多くのステークホルダーが持つ様々な期待を、品質要求としていかに漏れなく洗い出し整理するかという課題があります。それに対して、製品・サービスを提供する事業者がより広範囲な視点で品質要求を整理し評価できるようにするための取組みを行っています。 つながる世界のソフトウェア品質ガイド