最近ちょっと気になるiterateeを勉強したので、日本語の解説を書いてみます。と言いつつ、大部分が The Monad.Reader Issue 16 *1 からの引用です。 はじめに Iterateeと呼ばれる新たなI/Oの抽象化手法が、最近にわかに広まりつつあります。既存のI/Oが抱える問題を解決するべくOleg Kiselyovによって2008年頃に提唱されたiterateeは、新しい高性能webフレームワークsnap *2 や、hyena *3 で利用されています。また、HackagDB上にて、iterateeパッケージ*4、およびiterateeを利用できる様々なパッケージ *5 *6 *7 *8 が公開されています。 しかし、ドキュメントの少なさなどからiterateeがどういうものなのかよく分からないという人も多いようです。そういうわけなので、iterateeを易しく解説し
今日は、何かあった際に恥をさらすような受け答えをしてしまわないための、Webに携わる人間としての心得を、不出来なシステムを棚に上げて逮捕者まで出した岡崎市立図書館の事件から考えてみましょう。 2010年5月に、愛知県の岡崎市立図書館のホームページに対して自作のプログラムでアクセスしていた男性が、サイバー攻撃を仕掛けたとして愛知県警に逮捕されたという前代未聞の出来事がありました。 ご存じない方のために何があったかを簡単に説明しましょう(この部分に関しては、朝日新聞の神田大介記者が取材して書かれた記事や、逮捕された男性による説明を参考にしています)。 男性は、岡崎市立図書館のホームページが使いにくいことから、新着図書の情報を集めるためのプログラムを作って動作させていました。ところが、岡崎市立図書館のホームページで使用していたシステムに不具合があったためにホームページにつながらなくなる現象が起き
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