自民党の小泉進次郎衆院議員は9日、東京都内であった経済同友会主催の講演で、アナウンサーの滝川クリステルさんとの結婚について触れ、「もし選択的夫婦別姓の環境が整っていたら、私はその(夫婦別姓を選ぶ)可能性があったと思う」と語った。 小泉氏は「選択肢を増やすだけなのに、反対する人がけっこういませんか。今まで通り、同姓がよければ選べば良い。私と妻はお互い社会に出て仕事をしている。(制度の改正が)進まない今の日本は、変えていきたいと、ますます思う」と話した。 先の参院選では公明党、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党は選択的夫婦別姓の導入を公約に明記した。自民党は旧姓使用の拡大で対応するとの立場で、安倍晋三首相は「経済成長とは関わりがないというふうに考えている」と、賛否を明確にしなかった。(三輪さち子)
既婚女性のうち、同性婚を法律で認めるべきだと考える人は7割、夫婦別姓でもよいと考える人は5割いる――。こうした実態が、国立社会保障・人口問題研究所が13日に発表した「全国家庭動向調査」で明らかになった。同研究所は「家族のかたちについての考えに変化の兆しがみられる」と分析する。 調査は、出産・子育ての現状や家族関係の実態を把握するため1993年に始まり、家事や育児を担うことが多いとして女性を対象にした。5年ごとの実施で、今回で6回目。昨年、配偶者のいる女性6142人の回答を集計した。 初めて同性カップルについての考え方を聞いたところ、「同性婚を法律で認めるべきだ」への賛成は69・5%、「同性カップルも男女のカップルと同じように子どもを育てる能力がある」は69・4%だった。 「夫、妻は別姓であってもよい」は、前回調査より9・0ポイント増の50・5%となり、調査開始以来、初めて5割を超えた。「夫
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