疲れ果てて燃え尽きてしまったのに、休むことに罪悪感を覚えている起業家は、あまりにもたくさんいます。 私はコーチとして、そんな彼らに関わってきました。しかもそれは、コロナ禍が始まる前の話です。 先頃発売された自著『Build From Now』にも書きましたが、私も新しく始めたビジネスが苦境に陥っていた当時は、周りの人たちに「今日昼寝をした」などとはとても言えませんでした。 NPRやTEDなどで活躍するセレステ・ヘッドリー氏の新著『Do Nothing』は、この問題に真正面から切り込んでいます。 ヘッドリー氏は、タイムマネジメントの専門家、ローラ・ヴァンダーカム氏のポッドキャスト「Best of Both Worlds」に出演した際に、こんな興味深い話をしています。 私はいつも、「怠けている」と「休んでいる」を分けて考えるようにしています。 この2つは同じではありません。「何もしていない状態