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ブックマーク / blog.livedoor.jp/route408 (5)

  • 「13年に注目したい水3種」のこと : 有機化学美術館・分館

    1月27 「13年に注目したい水3種」のこと Yahooニュースに、「13年に注目したいミネラル炭酸水、水素水、純銀イオン水」という記事が出ていました。「毎日キレイ」というウェブサイトに出ていた、こちらが元記事のようです。執筆者は、「開運雑誌、ブライダル雑誌の編集者を経て、開運やスピリチュアル、健康、心理学、結婚、民俗学、宗教など、人が豊かにしあわせになるための方法をさまざまな分野に取材・実践する編集&執筆者」である、内山真李氏だそうです。 こちらでは、ミネラル炭酸水・水素水・純銀イオン水という3種の「水」を取り上げ、今年注目の商品として紹介しています。が、ちょっとこれはないと思いますし、何しろYahooニュースに出てしまうと影響力が大きいので、一応及ばずながら警告記事を書いておきます。 1番目の「ミネラル炭酸水」というのは「炭酸水は胃腸の調子をととのえ、ダイエット効果も期待できるほか、血

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    taraxacum_off 2013/01/28
    「「13年に注目したい水3種」のこと」。「毎日キレイ」のとんでも記事についてのくわしい解説。/ 純銀イオン水を飲み続けるとこんなに青くなるんだ
  • ヘキサメチレンテトラミンとは何か : 有機化学美術館・分館

    5月26 ヘキサメチレンテトラミンとは何か まず少々お知らせ。CASでは、化学関連の注目コンテンツを、動画やポッドキャストなどで配信しています。一部は日語訳もされており、聞きやすい構成になっておりますので、ぜひお訪ねいただければと思います。発音のよい英語ですので、ヒアリングのなかなかよい練習にもなります。 CASメディアライブラリー *    *    *    *    * さて先日来騒ぎになっているホルムアルデヒド汚染の件、ヘキサメチレンテトラミンが流されたものと確定したようですね(ニュース)。廃液にヘキサメチレンテトラミンが入っていることを、委託された業者が知らされていたとかいなかったとかもめているようですが、いずれにせよ何十トンもの廃液を処理するには、認識が甘かったといわれても仕方ないところでしょう。なおホルムアルデヒドの性質については、以前館に書いた記事をご覧ください。 ホル

    ヘキサメチレンテトラミンとは何か : 有機化学美術館・分館
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    taraxacum_off 2012/05/26
    利根川水系の汚染で話題になっているヘキサメチレンテトラミン。酸によってホルムアルデヒドとアンモニアに分解される。尿路感染症の治療薬に使われる。こういう物質なのか
  • オゾンは体にいいのか悪いのか? : 有機化学美術館・分館

    10月30 オゾンは体にいいのか悪いのか? 筆者は毎日つくばエクスプレスに乗って通勤をしております。で、先日筑波山観光のこんな広告が車内に出ておりました。 「からだいっぱい、オゾンを浴びて元気になる」 えー、危ないですからぜひやめて下さい。 どうもオゾンというのは「酸素の濃いやつ」的な、体によいものと思われているようですが、実際にはオゾンは猛毒の気体です。オゾンは酸素ガスに紫外線や放電を浴びせることによって発生し、酸素原子が3つつながった構造を持ちます。 オゾンの共鳴構造 どうしてこれが猛毒かといえば、オゾンは不安定であり、余分な酸素原子ひとつを他の分子に押しつけ、安定な酸素分子(O2)に戻りたがる性質がある――すなわち、強い酸化力を持つからです。これにより、生体の大事な分子を破壊してしまうので、毒として働くのです。 しかしオゾンは低濃度では殺菌効果があり、医療器具などの消毒に使われます。

    オゾンは体にいいのか悪いのか? : 有機化学美術館・分館
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    taraxacum_off 2012/01/29
    オゾンの性質。毒ガスだけど低濃度だと殺菌に使える
  • スライムの青のこと : 有機化学美術館・分館

    12月1 スライムの青のこと さて昨日からツイッターなど眺めておりますと、どうやらこいつが大人気のようであります。 ずどーん。 ドラゴンクエスト発売25周年を記念した、ファミリーマート限定で売っている「スライム肉まん」なのだそうです。実は筆者はドラクエなるものを一度もやったことがなく、この形態を見ても何の感興も呼び起こされないのでありますが、まあかつてやりこんだ方々にはたまらない商品なのでありましょうね。 しかしこの商品、色が普通の肉まんにはあり得ないスカイブルーです。青ってのは基的に欲を失わせる色なんだそうですが、まあこの場合やむなしでしょう。しかしこの色を何で出しているのか、化学者としては気になるところです。青色1号か何かかなと思ったら、「合成着色料を一切使用しておりません」とのことです。天然由来のものってことですね。 青色1号。いかにも人工な構造。 実は生物界にあって、青という色

    スライムの青のこと : 有機化学美術館・分館
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    taraxacum_off 2011/12/01
    スライム肉まんの青はクチナシから採った色素。天然物そのままではなく、すこし化学処理しているようだ
  • 授賞式を終えて : 有機化学美術館・分館

    10月30 授賞式を終えて 化学コミュニケーション賞の授賞式は無事終了しました。講演は「有機化学美術館の13年」と題して一席ぶって参りましたが、まあ好評であったようで一安心しました。好きなことを好きなように書いているうち、いつの間にかここまで来ていたという感じですが、ともかく感慨無量です。 結局のところ、こうして評価していただいたのは、長く続けてきたという一点に尽きるかと思います。実際、長くコンスタントに書いてきたことで、筆者はずいぶんいろいろな財産を得てきたように思います。化学系のサイトやブログには優れたものもたくさんあります(ありました)が、いつの間にか更新が止まって消えてしまうケースが少なくありません。長くやっていればいいことがあるのがこの世界ですので、ブログ主はぜひ頑張っていただきたく思います。 講演に使ったスライドの一枚。ずいぶん古株になりました。 11月24日には静岡県立大にて

    授賞式を終えて : 有機化学美術館・分館
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    taraxacum_off 2011/11/04
    有機化学美術館。週に1回程度の更新ペースで13年続けている。これはすごい。
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