スパイク・リー監督Photo by Amanda Edwards/WireImage/Getty Images[映画.com ニュース]アカデミー賞の俳優部門のノミネートが白人のみとなったことで、アメリカではアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーに対する批判が強まっている。公民権運動の指導者として知られるマーティン・ルーサー・キング牧師の生誕を祝うマーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーの1月18日、黒人監督のスパイク・リー監督は自身のインスタグラムを通じて、来月行われるアカデミー賞授賞式の欠席を宣言した。 リー監督は「2年連続で俳優部門の候補者20人が全員白人なんてことがどうして起こりえるのか? 俺たち(黒人)は演技が出来ないとでもいうのか? ふざけるな!」と怒りのコメント。ただし、映画芸術科学アカデミーのシェリル・ブーン会長は黒人女性であるばかりか、今年のアカデミー賞の司会は