スマートフォン本格普及の影で「タブレット時代」の胎動を感じた:ITmediaスタッフが選ぶ、2011年の“注目ケータイ&トピック”(ライター神尾編) 2011年は“スマートフォンの一般普及”が始まった年だった。 昨年までスマートフォン市場の中心は「都市部在住・ITリテラシーの高いユーザー層」だったが、それが2011年の夏ごろから一転。スマートフォン普及が全国主要都市に広がり、購入層も“普通のケータイユーザー”に広がった。秋頃からは「なんとなくスマホを買う人」が増えたのも象徴的だった。筆者はこの1年、地方も含めて全国の販売現場を視察してまわったが、スマートフォンシフトの流れが確実なものになっていることを実感した。 他方で、このスマートフォン一般化の流れは、来年、多くの課題や問題を顕在化させることになるだろう。今のスマートフォンの多くは、ITリテラシーのさほど高くない「普通のケータイユーザー」
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