2月20日に死去したゲームクリエイター、飯野賢治さんが監督したゲーム「風のリグレット」の脚本を、脚本家の坂元裕二さんがネット公開した。 同作品は1997年にセガサターン用ソフトとして発売され、99年にはドリームキャスト版も発売された。映像が一切ない、音だけでプレイするという文字通り“サウンドノベル”的な異色の作品(「リアルサウンド」シリーズと呼ばれた)で、柏原崇さん、菅野美穂さん、篠原涼子さんらが出演。音楽は鈴木慶一さんが担当した。 脚本の坂元裕二さんは「東京ラブストーリー」など数々の作品で知られる。風のリグレットは「1996年、飯野さんと共に壱岐島や尾道に旅行することを経て、書いたものです。飯野さんは26歳で、僕は29歳でした」 脚本はlivedoor Blogを利用して公開されている。「この脚本をアップしたのは、飯野さんはゲームクリエイターであるため、現状彼の作品に触れることは困難だか